翌日
『はよ』
女「あっおはよー」
男「莉音、はよ」
さてと、今日も寝ますk…
「莉音、月組様がお呼びよー」
まったくもうさあ(怒)
でもこれ行かなきゃなんか言われるやつでしょこれ
僕わかるんだから←
月組のとこ
『失礼しまーす』
大「あ、莉音君待ってたよ!」
『なんですか』
大「あのね、つk…」
西「月組に入らないか、松山」
大「ちょっと大ちゃん(コソッ」
西「悪い(コソッ」
『いやです』
西「じゃあ、学校の恥さらしとして
いじめられてもいいんだな」
『はあ?』
西「いじめられるか月組に入るかどっちがいい(ニヤッ」
ムムッ究極の選択
僕、どっちも嫌なんだけど
でもこれなら…
『じゃあ勝負しませんか?』
西「なんの」
『校内鬼ごっこ』
西「は?」
『ルールは1対5、10分以内に
僕を捕まえたら勝ち、月組に入る
でも、僕が逃げ切ったら今のは全部なし
どう?』
西「のった、今日の放課後またここに来い」
『わかりましたよ』
西「だいぶ自信あるんだなぁ」
『もちろんですよ、負けませんから』
4人「あの僕/俺たちの事忘れないでもらってもいいすか」
忘れてたわ、ごめんちょ♡
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!