そう言いながら潤は車を走らせる🚗
それから、しばらくして…
潤は私の手を取って歩き出した。
そう言われて目を開けて…言葉を失った…私の目の前には、一面に色取り取りの花が咲いていた!
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そして、潤は私を車に乗せて、また走り出した。
外は、もう日が暮れ始めて夕陽に染まる空が綺麗だった。
車は山に向かって走っている。
車は、どんどん上に向かって走っている。
車が止まった…
私の目の前には街の夜景が映し出された。
私は、その場所から動かないで、街の夜景を眺めていた。
自然に涙が溢れて来た。
潤side
本当に、みずきは嬉しいそうに夜景を眺めていた。
凄く優しい顔をして…
俺は、そんな、みずきを見ていたら堪えていた涙が流れていた。
また来ような…
必ず…
俺は、また連れて来ると心に決めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。