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第5話

ハプニング
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2018/12/01 02:46
悠太に泊まりに行っていいか聞かれ、

それからなんだかんだあり……。

結局悠太は泊まりに来ることになった。

そして今日、心の整理がつかないまま

とうとう約束した日になってしまった。

悠太はあと一時間後に来るが、俺は未だに

部屋をピカピカにしようと粘っている。

悠太がうちに来ることは珍しくないのに、

泊まりで来るとなると変に意識してしまう。

「よし……これでいいか…」

やっと最後の床磨きを終え、

俺はホコリまみれになった自分の体を綺麗に

しようとお風呂場に向かった。

幸い悠太が来る時間まであと30分ほどある。

そして悠太はいつも遅れてくるので、

シャワーを浴びる時間はたっぷりあった。

それをいいことに、お風呂から出たあとに

いつもはしない髪の毛のセット、

更には香水をつけたりして部屋も自分も

完璧に整えた。

洗面所での完璧な身支度を終えたあと、

ふぅ~…と息をつきながら自分の部屋に戻った。

いつもなら部屋の掃除なんて母親に任せていて、

大掃除なんてものはお正月くらいしかしなかったので

流石に疲れた。

それに昨日の夜、次の日の事を考えすぎて

ろくに寝られなかった。

自分の部屋に戻り、ベッドにダイブした途端、

その疲れと寝不足が一気にきて、

深い眠りについてしまった。





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