第61話

4,020
2020/12/19 07:49
クウカside
その頃クウカは森で迷子になっていた
七雲クウカ
七雲クウカ
(自分から別行動をお願いしたけど…)
七雲クウカ
七雲クウカ
「手分けして薪を集めない?」
霧隠ラント
霧隠ラント
「構わない」
七雲クウカ
七雲クウカ
(一人はやっぱり怖いよ〜)
ザッ
七雲クウカ
七雲クウカ
!ラント君?!
クウカは背後から音がし振り返ると…
七雲クウカ
七雲クウカ
…えっ……
メガ・モヒコング
グルルル…!
そこに居たのはさっき来星ナユの怪しい光によって進化したメガ・モヒコングが今にもクウカを襲いそうな勢いで立っていた
メガ・モヒコング
グォアァァァ!!
七雲クウカ
七雲クウカ
いや…!………きゃっ!
クウカは逃げようとしたが捻らせ転んでしまった
そしてその転んでしまったクウカをメガ・モヒコングが襲おうとした瞬間
カキン!
痛みはこず、何か浮いているような感覚があり目を開けると
七雲クウカ
七雲クウカ
ラント…君……?
ラントはそっとクウカを降ろした
霧隠ラント
霧隠ラント
何処かに隠れていろ!
霧隠ラント
霧隠ラント
変身!
エイリアン!ミストシャドウ!
ギャラクシー!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
ミストシャドウ!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
余所者には消えてもらう!!
メガ・モヒコング
グルアァァァァ!!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
いくぞ!!
ミストシャドウはとても素早い動きでキックやパンチを食らわす
ミストシャドウ
ミストシャドウ
凶暴化した怨霊…一筋縄ではいかなさそうだな……
ミストシャドウ
ミストシャドウ
それならこれで決めてやる…!!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
【メダルを入れる】
エイリアン!コマンド!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
ダークブーメラン!!
メガ・モヒコング
ウッ…
ミストシャドウはダークブーメランをうったが……
メガ・モヒコング
ゴォォォォォォォ!!
メガ・モヒコングはミストシャドウが撃った技を全て腕で弾き飛ばした
ミストシャドウ
ミストシャドウ
何?!
ガシ!!
メガ・モヒコング
グルアァァァァァ!!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
ぐわぁ!!
メガ・モヒコングはミストシャドウを掴み地面に叩きつけた
七雲クウカ
七雲クウカ
ラント君!!
ズキ
ミストシャドウ
ミストシャドウ
グッ……奴らに復讐するまで…俺は……!!
ミストシャドウ
ミストシャドウ
こんな所で負けるわけにはいかない!!
メガ・モヒコングは片手で木にぶら下がりまるで挑発するような仕草をしていた


そのスキにクウカちゃんは捻ってしまった足の痛みに耐え一生懸命ラントの元へ行く
七雲クウカ
七雲クウカ
(うちがクマ子だと分かったらまたY学園に居られなくなるかもしれない……!)
七雲クウカ
七雲クウカ
(でも…それでもいい!!)
七雲クウカ
七雲クウカ
ラント君!このメダルを使って!オーバードライブよ!!
クウカはミストシャドウにメダルを投げた
霧隠ラント
霧隠ラント
(ッ!!)
ラントは何かに気づきすぐ体勢を立て直した
ミストシャドウ
ミストシャドウ
【メダルを入れる】
エイリアン!OVER DRIVE!
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー!!
七雲クウカ
七雲クウカ
ラント君!!
メガ・モヒコングは舌を舐め回しディープシャドウ・ギャラクシーと睨み合う
そして二人は一斉に飛び上がり
戦闘を始めた
そしてディープシャドウ・ギャラクシーは先程とは比べ物にならない程の力を出しメガ・モヒコングを地面に叩き落とす
メガ・モヒコング
ぐわぁぁぁぁぁぁ!
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー
滅せよ!!
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー
【メダルを入れる】
エイリアン!コマンド!
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー
彗星ランス
ドス!!
メガ・モヒコング
ッ!!
ディープシャドウ・ギャラクシーが撃った技は見事メガ・モヒコングのお腹に命中した
ディープシャドウ・ギャラクシー
ディープシャドウ・ギャラクシー
深淵に沈むがいい
メガ・モヒコング
モヒ?!グ……オォォ
メガ・モヒコングは体が膨らみ破裂して消えていった
それと同時に虹色の光が現れエイリアンウォッチに吸い込まれ2枚のメダルとなった
来星ナユ
来星ナユ
あらら、やっぱり長くはもたなかったか…
来星ナユ
来星ナユ
まぁいいや!あなたには手を出さなかったしね♪
























ヨロ
七雲クウカ
七雲クウカ
イッ…ッ
クウカは足を引きずりながらラントの元へ行った
七雲クウカ
七雲クウカ
「ラント君!このメダルを使って!オーバードライブよ!!」
七雲クウカ
七雲クウカ
(ラント君…)
七雲クウカ
七雲クウカ
(あれは完全にウチがクマ子だってバレたよね?)
七雲クウカ
七雲クウカ
(これでまたラント君とお別れなのかな…?)
霧隠ラント
霧隠ラント
おい
七雲クウカ
七雲クウカ
!!
霧隠ラント
霧隠ラント
…ん
七雲クウカ
七雲クウカ
えっ…?
ラントは突然クウカに背を向けしゃがみ出した
クウカはそっとラントの背中に乗った





























七雲クウカ
七雲クウカ
(まさか…ラント君におんぶしてもらうなんて…あの時以来だね……)
霧隠ラント
霧隠ラント
今日は助けられた
七雲クウカ
七雲クウカ
えっ…?!ううん!
七雲クウカ
七雲クウカ
ラント君の役に立ちたいと思ってたのにかえって、足手まといになっちゃったみたいで……
七雲クウカ
七雲クウカ
……ごめんなさい
霧隠ラント
霧隠ラント
…スタスタスタ
七雲クウカ
七雲クウカ
あの、聞かないの……?
七雲クウカ
七雲クウカ
私の事…
霧隠ラント
霧隠ラント
何を?
七雲クウカ
七雲クウカ
!べ、別に!!
霧隠ラント
霧隠ラント
……お前軽くなったな
七雲クウカ
七雲クウカ
!!…ラント君






























玉田マタロウ
玉田マタロウ
ラント君達待たなくて良かったのかな?
あなた達はキノコ狩りから帰ってき丁度キノコを焼くところだった
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
いいよいいよ!早く帰って来ない方が悪い!!
そしてジンペイはキノコの上にバターを置いて醤油をかけた
玉田マタロウ
玉田マタロウ
これ絶対美味しいやつだよ!!
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
かさの所に水が出てきたら食べ頃だよ
小間サン太夫
小間サン太夫
あなたちゃん食べないの?
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
うんキノコだけじゃ物足りないでしょ?
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
だから私は何かおかずでも作ってるよ
玉田マタロウ
玉田マタロウ
本当?!
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
ええ
小間サン太夫
小間サン太夫
あなたちゃんの料理は美味しいからね!
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
んじゃ!お先にいただきます!!
マタロウ・コマ「「「「「あっ!!」」」」」
ジンペイがキノコにナイフとフォークを刺そうとすると
その瞬間キノコが消えた
そしてそのキノコはモモが食べていた
全員・あなた以外「「「「「あぁ〜〜!!」」」」」
モモ
モモ
美味かったですねぃ♪
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
…おかず追加しなきゃ
すると……
ムクムクムクムク
モモ
モモ
モヒョ?!
キノコを食べた途端モモは突然大きくなった
モモ
モモ
ビックサイズですねぃ!!
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
すっげぇ!!
玉田マタロウ
玉田マタロウ
どういう事!!?
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
そういえば…伝説のキノコは食べると巨大化すると聞いたことがあるよ?
玉田マタロウ
玉田マタロウ
えぇ?!
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
マジか!!
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
後何かにぶつかると元に戻るらしい
玉田マタロウ
玉田マタロウ
それどう言うシステム?!
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
えっ…まりo…
小間サン太夫
小間サン太夫
あなたちゃんそれ以上言っちゃダメ!!
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
おもしれぇ!!俺も食うぞ!!!
マタロウ・コマ「「「「「えぇ!」」」」」
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
それ…焼いてない
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
モグモグ…ムク!!
ジンペイはそのままキノコを平らげ大きくなった
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
よっしゃぁ!!
ちなみに服が破けました
寺刃ジンぺイ
寺刃ジンぺイ
いくぞ!モモ勝負だ!
モモ
モモ
望むところですねぇい!!
蛇山(なまえ)
蛇山あなた
ジンペイ君!!服着ろ!!
玉田マタロウ
玉田マタロウ
ちょっと二人ともーー!!




















霧隠ラント
霧隠ラント
またあいつらは…
七雲クウカ
七雲クウカ
ふふっ……
七雲クウカ
七雲クウカ
(やっと戻ってきた…そこにいるだけで幸せな場所に……)

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