第38話

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2020/02/13 13:23
あなたside








私が5歳ぐらいだったとき、







廉
あのさ、そのボール僕のなんだけど…
you
you
あぁ!そうなの?ごめんね、ニコッ



これが私と廉くんの出会いの始まり。






私はその次の日も、次の日も







廉くんが来るのを待っては遊ぼうと声をかけてた







お互いに好き!って言い合ったりもしてた







今考えるとチョー恥ずかしい。







そんな廉くんが小学1年の時、






廉くんはその公園には来なくなった







1日、2日待っても来なかったから、







熱かな?とか、風邪かな?とか、忙しいのかな?って、







ずっと思って、待ってたけどいつになっても廉くんは来なかった








そんな廉くんが風磨の友達と言うことを知って






会いたい、






ただそれだけを思った








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