トガside
そっか。
『荼毘くんの好きな人はあなたちゃん』
そんな事私にあなたちゃんと弔くんが付き合ってるのか聞く時の震えた声を聞けば中卒の私にも簡単にわかった。
平然を装って尋ねるけど、本当はそんな事聞いている余裕なんてない。
そこには只、
"私の好きな人はあなたちゃんが好き"
という事実と
"そのあなたちゃんと弔くんは付き合っている。もしくは疑惑の立つ様な仲"
という事実が共存していた。
私の声も、荼毘くんの様に震えていたかもしれない。
いろいろな思考が脳内を駆け巡ってぐちゃぐちゃに混ざり合っていく。
このままだと私はおかしくなってしまうのでは?
そんな気がして話題を反らす為に朝ごはんに誘った。
黒霧さんの作る朝ごはんは温かくて、今の私や荼毘くんには、
気持ち悪い様な、苦しくなる様な、
泣きたくなる様な、
そんな風に感じた。
作者のかなです!
ありがとうございます!
❤️が150行きました❗
本当に本当に感謝です。
ありがとうございます!
そして、私は暫く更新出来るかわかりません。
更新出来る様になったら、
まとめて更新します。では、
またね👋
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!