第30話

明裕陽
2,227
2020/06/11 07:00
明裕陽
俺の個性は光を操る個性。
光で暖めたり、
目眩ましをしたり!
そう答える彼はとても楽しそうだけれど、
何処か掴み所のない雰囲気だった。
明裕陽
君の名前と個性は?
あなた

私は堀酸ほりすあなた!
個性は毒。

明裕陽
へぇ、強個性だね!
あなた

ゆひの個性だって強そうじゃん。

そして店内に二人の笑い声が響く。
自分たちが本屋さんにいた事を思い出して二人で口を抑える。



あなた

あっ、そうだ。
LINE交換しない?

明裕陽
うん!交換しよ~!
あなた

ありがとー♪

明裕陽
QR?
あなた

QR!

明裕陽
Ok
あなた

あっ、来た!

明裕陽
承認押すね~
あなた

ありがとー

あなた

じゃあそろそろ戻らないと。
バイバイ(*´︶`*)ノ

明裕陽
バイバイ(・∀・)





ゆひと話している間は少しだけ、
死への恐怖を忘れる事ができた。



inアジト
あなた

ただいま〜!

死柄木弔
おかえり!
荼毘
おぅ。
トガヒミコ
あなたちゃんおかえり(*´▽`)
黒霧
おかえりなさい。あなたさん



よし。まだ暫くは笑顔で過ごせそうだ。

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