第12話

12話
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2021/05/10 10:00
天喰視点
手紙を出してきた彼女は、手紙の事を話してくれた。俺が雄英に入った事とかインターンでたこ焼きが飽きたとかすごい内容からおかしな内容があった。
その時の俺は意識は繋げていたものの死ぬんじゃないかってぐらい熱かった
もう脳が沸騰するかと思った
今はもう寮に帰ってきて自分の部屋にいるが…
考え直しても熱くなる俺は重症だ…
でも彼女に思いを伝えても、彼女は答えられない…
職業上…返事すらして貰えない…
俺は自分の勝手で彼女を困らせたくなかった
でもそれは口実にしかならない
いつかは伝えたい………そうは思ってる…


































そういえばYouTubeを更新してたので
彼女のチャンネルを見る。そこには3時間前には投稿されていた。編集してた時あげたのだろう…
すでに50万以上の再生数があり、俺も動画を再生すると
内容は雄英入学についての発表だった
そういえば学校外ではまだ発表してなかったらしい
…明日はマスコミが荒れる予感がする………




































































また朝が来て、起きてリビングに向かうと
水流さんはパッチリ起きていて、制服を来てもう玄関に立っていた
ねじれ「あなたちゃん〜可愛い!ねぇねぇ?どうしてそんな朝早いの??」
あなた「今日は…内緒です!」
光「あなたちゃん…!もうそろそろ行きますよ!」
あなた「えっと今日は遅くなるので迎えは大丈夫です!では皆さん!行ってきます!」
リュクサックを背負って宮谷さんと一緒に登校した君は何やら楽しげだった
ミリオ「ふぁぁ!あの二人早いね!」
ミリオがあくびをしてるのも無理はない…
今は6時前なのだから…
でも俺は少し悲しかった……気持ち的には散歩に連れてって貰えない犬のような…
迎えもなしか…
2人が行ったあと俺達も登校時刻となり外に出た。すると校門はやはりマスコミがたくさん来ていて2人の事について聞いていた
俺はまぁ……水流さんはどこ行ったのか気になっていた…









































昼休みが終わってヒーロー訓練に差し掛かっていた
みんなで体操着に来て体育館に移動していると
何やら音楽が聞こえた………しかもこの音楽は俺には聞いたことがありすぎる…
中に入ると…やはり君がいた…

















































汗をかいて、マイクを持ち歌っていた…
すごく楽しそうに…
だがすぐに現実に戻された
先生「水流!!もう3年が授業で使う時間だ!お前らもすぐ準備しろ!」
そう言われると
あなた「ごめんなさい!すぐ準備します!」
宮谷さんもいて水流さんも楽器を持っていた。
水流さんは………ギターで宮谷さんはヴァイオリンかな…?
でも2人の歌声………生で聞きたかったな…………
ミリオ「残念だね!環!」
天喰「あぁ……」
ねじれ「2人とも楽器弾いてるんだ!すごいね!」
水流さんはよくギターを使っているのをよく見る
それは動画やテレビでも
宮谷さんは楽器を使ってる所を見た事がなかった…
練習してるのだろうか…?
2人は楽器を持って体育館を出て行ったと思ったら、すぐにまた来た。今度は体操着を来ていた。
ミリオ「あれ?また来たけど?なにかするのかな?」
すると2人は先生の隣に並んだ
先生「彼女達は演出のため個性を使いたいらしく個性を伸ばしにきた!3年である我々が教えてやれ!ただし自分たちも個性を伸ばすんだぞ!」
え……………………それってつまり……………
ねじれ「一緒に授業できるんですか?!?!」
波動さんはすぐに理解したらしく先生に聞いていた
先生「そうなる!みな彼女達の育成にも励もう!1週間彼女たちとここで訓練する!」
周りはザワついていた
それはそうだろう……ヒーロー科に急に芸能科の有名人が来るのだから…
何人かは、鼻血を出して倒れていた
俺は……………まぁ意識飛ばないようにだけ気をつけている…………
ミリオ「良かったね!環!」
天喰「ミリオ………訓練の時間が…オアシスに見える……!」
ミリオ「重症だね!いつも通りか!」
こうして俺らのヒーロー訓練に1週間彼女らが入ってきた
しばらくは辛い目に合うだろう……個性を伸ばす辛さが…彼女たちと俺に…

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