はるてぃー視点











はいど～も!!ゲーム実況部部長はるてぃーで～す。



さっきぺいんとさんから予言書見つかったとの連絡があって胸を撫で下ろし、編集をしてる。

ただ…最近困ってることがあって…



頭痛が酷いんだよね…



確か…うたが転校してきた時もこんなことあったよな…



そんな気になるほどじゃないんだけどね、



生活に支障が出るからな～…

((ズキっ…







うぅ…きた…



やべ…何も聞こえん…

あれ…うたが話しかけてる?



頭がふわふわして…







((ガッ…

デスクに頭を打ち、意識を手放す。

目を開けると見慣れた天井。



そう、俺らの部室。ゲーム実況部にいた。



見慣れないベッドの上に寝せられ丁寧に布団もかけられている。

きゅーの高い声が頭に響く。

自分の声のせいだと分かったらしく声を小さくして言う。

((ガラガラガラ…

先程のやまだの大声に頭を抱える。

反省しているやまだの横からひょこっとうたが顔を出す。

ベッドから降りようとする。






((ズキっ…

ゲーム実況部の見覚えのある天井。



見覚えの無いベッド。



そして先程と同じ光景。



だがきゅーではなくうたがいた。




バッと起き上がると目の前にはこちらを覗き込んでいるうた。

ピロン♪

ぺいんと個人LI○E

○月✕日☆曜日

え、スマホの音俺のじゃなかったってこと?



さっきもこんなこと…



いやでも時間はたった今になってるな…

そう返してスマホを閉じる。



え…どういうことだ…?

((ズキっ…








ッ!!また…

なんだ…この声

パッと目の前が切り替わる

ぶつッ…と音がして目の前が明るくなる。

目が覚めるとどこかは分からないが見たことはある天井。



冷たいベッド。



そしてツーンとくる消毒の匂い。

ピロン♪

2人ともスマホを確認し言う。

LI○Eを開くとまたぺいんとからのメッセだ。



























『はるてぃーくん!!』







『予言書見つかったらしい!!』

また…?

どういうことだ…



また"繰り返してる"…?

繰り返しなら…



あいつだろ!!

ー部室ー











((ガラガラ…バァンっ!!

((ズキっ…

ぱちッと目を覚ます。

俺はデスクの椅子に座っていて、居眠りをしていたような体制でいた。



目の前のパソコンには1巡目のラーメン屋でうたがやっていたであろう編集の画面がついている。



そうか…この次元ではラーメン屋に行ってないからうたが俺の分の編集はしてない…



俺が編集途中で寝てたのかな…

あれ…そういえば



ぺいんとさんからLI○E来なかったな…



そう思いLI○Eを開くと3時間前に既にメッセは送られてきていた。



ってことは…