痛くて、苦く、暗い
ここはどこなのだろう、どうしてここに居るのだろう。
そっか私
貴女
死んだんだ
妖精さん
大丈夫?
貴女
貴女は?
妖精さん
私は、皆から妖精さんと言われているの!
貴女
そ、そう
妖精さん
ここは嫌でしょ
まぁ皆のイヤな気持ちが集まった場所だもの
貴女
確かに嫌ですね
ドロっとした感じ、、、
妖精さん
私ずっと貴女と話したかったの!!
貴女
なぜ?
妖精さん
だって貴女の死んだ友人だもの、、、
貴女
!?
私には、1人だけ仲良くしてくれた子がいた。でも私を庇って死んだ。
貴女
陽、陽奈ちゃん?
妖精さん
あ、覚えていてくれた
貴女
ご、ごごごめんね!
妖精さん
良いよ友達なんだから!仲間を助けるのは当然!!
貴女
ありがとう
目が熱い
妖精さん
な!?泣かないで!
貴女
う、ごごめん
妖精さん
もぉ〜謝るな
貴女
わかった
貴女
とりあえずここを出たいんだけど
妖精さん
良いよ
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第2話 生
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勉強も運動もできなくて、おまけに無愛想。 見た目も可愛くないし、無論才能だって無い。 家は嫌い、学校だって嫌い。息が苦しくなるから。 家では勉学について沢山聞かされるし、学校は――地獄だ。 どこにも居場所が無い私に、君だけが寄り添ってくれた。 今日もまた――夢の中で会おうね。 現実に苦しむ主人公と、夢の中の友達との儚く脆い物語。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初プリコン参加です!! 語彙や物語構成が皆無ですが、 温かい目で愛読してくださると幸いです✨ 表紙:雨森ほわ様(@amamori _oO) ✳題名ちょっと変えました。 拝啓『』へ。と書いて、 拝啓『君』へ。と読みます!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!