第10話

🍷「交渉」
364
2022/09/23 22:22
蘭.
お前にいいこと教えてやるよ
あなた.
それはあなたにとっていいことであって私にとっていいこととは限りませんよね?
蘭.
俺らの歓迎会、あん時の男女は普通なら産みの親、育ての親なんだぜ?
その言葉に、少しだが反応してしまった
蘭.
俺らん時は親が変わってないから普通に親だったけど、お前らん時はぁ…
蘭.
姉妹でもねぇのにスクラップは2人、しかもお前らからしたら赤の他人
蘭.
不思議だと思わねぇ?
あなた.
ッッ……
蘭.
なんで女幹部がいねぇか、知ってる?
蘭.
みーんなこの歓迎会で自分の親を目のあたりにして、最後は泣きながら親と一緒にバンッ♡
蘭.
なぁ、教えてくんね?お前と海優の関係
あなた.
……、教えて、私に何が残りますか?
あなた.
私になんの利益がありますか?
あなた.
あなたには私達の情報という名の利益があります、私達には?金?信頼?同情?
あなた.
それって、不釣り合いだと思いませんか?
蘭.
じゃー、あなたちゃんは何が欲しいの?
あなた.
…強いて言うなら黙秘権ですかね
蘭.
それはそれで俺との交渉になってねぇよな?
あなた.
交渉する気がない、さっさと気づいたらどうですか?
冷たい氷のような空気の中
この人はずっと笑顔だった
蘭.
やっぱお前、おもしろ♡
あなた.
ッ…!
灰谷蘭さんの手は私の首元を撫でた
鳥肌どころか吐き気に追われた
何を考えてるのか分からない恐怖に体が動けなかった
蘭.
まぁ、調べは着いてんだけどよ~、お前の口から自分で吐く?それとも、俺の口から言おっか?
ニコニコとしながら喋る言葉には棘があり
今の私を刺激した
あなた.
……、どうぞ?喋ってもらって構いませんよ。



















あなた.
本当に情報が入っているのかは知りませんけどね
一か八かの駆け引き
本当に情報が入っているのならばその情報源を潰さなければならない
蘭.
あなたちゃんがいつも事務作業終わったあとやってるのってさ、自分の情報を毎日壊れてないか確認してたんだね
そこはお見通しなのか
あなた.
なんのことでしょうか
蘭.
ここでも白を切るつもり?
やっぱあなたちゃんおもしれ~♡
あなた.
……、交渉しませんか?
蘭.
交渉?
あなた.
私はあなたが知らない私達の情報を喋ります。
蘭.
それで?俺は何をすればいーの?
あなた.
海優と別れてください
嵐やばなぁーい?
私これから部活ー?
まじですか?
それでは👋

プリ小説オーディオドラマ