第70話

70(最終回)
264
2021/03/20 16:47
達也
達也
よろしくお願いしまーす!
真琴
真琴
はい、どうぞ




今回は3人共女装という事でいつもより





メイクの時間が長かった。





あの時の酔っ払ってた記憶がないけど





わたし、晴人さん達に何か失礼な事しなかったかな…






わたしがそう不安になっていると





達也
達也
あ。
真琴
真琴
はい??
達也
達也
酔っ払ってた真琴ちゃん
めちゃめちゃ可愛いかったで。笑(ボソッ)
真琴
真琴
いやいや…!
…その件は本当に失礼致しました…。
達也
達也
笑笑笑
いいっていいって笑…真琴ちゃん
真琴
真琴
はい
達也
達也
ハル…自分の彼女を、俺とか太我に
合わた事ってあんまなかったんよ。
真琴
真琴
…そう…なんですか




田口さんはそれ以上何も言わなかったけど






充分にその一言は伝わった。



その後、わたしは







メイクルームを出て






また戻ろうと歩いていると







いきなり横から誰かに腕を掴まれて






空室のような楽屋に入らされた。






な、なに?!誰?!





わたしは誰かによって包み込まれていた。






そして、後ろで中からドアの鍵を閉める音がして







わたしの目の前には、大きな黒いリボンがあった。































































晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
真琴ちゃん
真琴
真琴
…晴人さん




そこには、男の娘の姿をした晴人さん。






か、可愛い…。






可愛すぎる…ほんとに女の子みたい…






真琴
真琴
晴人さん…すっごく可愛いです
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
その言葉は
そっくりそのまま真琴ちゃんに返すよ?笑




そう言ってわたしの頭を優しく撫でてくれた。




晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
…さっき達也くんと何話してたのっ??




ドキ…





晴人さんは、顔は笑ってるけど





いつもの可愛い笑顔じゃない。不のオーラがすごい





真琴
真琴
い、や…普通に他愛のない話です…笑
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
…言わないならチューするよ…?笑
真琴
真琴
え?!
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
いいの?笑、女の子同士で
チューしてるみたいになるよっ?笑
真琴
真琴
な、なに言って…!
グロス落ちちゃいますし、こんなところで…
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
男の姿で、仕事場じゃなかったらいいのっ?笑
真琴
真琴
もう!晴人さんったら!笑
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
笑笑
真琴
真琴
笑笑…晴人さん…
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
んっ?笑
真琴
真琴
わたし、晴人さんのとなり、好きです。
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
… 俺のとなりが好きなら…
もう、ずっと となりにいて??
真琴
真琴


晴人さんがもう一度わたしを抱きしめて来た。



晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
何があっても離さないから
真琴
真琴
…はい




スタッフ「そろそろスタンバイお願いします!」






スタッフ「あれ、矢野さんは?」






まずい…晴人さんを探してる…




真琴
真琴
…晴人さん…そろそろ行かないと
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
そうだね。じゃ、また後でねっ?
真琴
真琴
はい笑




その時、ほんの一瞬







" チュッ "





リップ音が響いた。




真琴
真琴
?!?!
晴人(男の娘)
晴人(男の娘)
ふふふ。行って来ます😊
真琴
真琴
…行ってらっしゃい



晴人さんはわたしの頭を撫でて





鍵を開けて出て行った。





真琴
真琴
…もう…ほんとズルいよ…





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よし!真琴ちゃんからエネルギーを貰った。







真琴ちゃんは、歳下なのに







ほんとにしっかりしてるし







俺の事を普通の「男」として






愛してくれてる。








いつになるかは分からないけど…








俺…真琴ちゃんとなら結婚したい

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