ふ と 、 目 を 覚 ま す と
そ こ は も う
降 り る バ ス 停 の 近 く で 、
ボ タ ン を 押 し た 。
「 ○ ○ 前 停 車 し ま す 。 」
機 械 の よ う な 声 が 流 れ た 。
────────
家 に 帰 り 着 く と 、
○ ○ と 電 話 す る の が 日 課 。
け ど 、 今 日 は も う 遅 い か ら
迷 惑 か な 。
な ん て 思 い な が ら 、
某 メ ー ル ア プ リ を 開 く 。
T o b e c o n t i n u e d .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。