第15話

#14
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2025/02/08 08:38 更新
————過去————






























れるはstarlightの失敗作。
親はしらない。顔も声も、姿も、全部覚えていない。
物心ついたころにはもう、starlightにひろわれてたから。
要するに捨て子だった。
れる
れる
…
雨の降るひだった。
ボス
…
れる
れる
…だぁれ、?
ボス
お前、面白い見た目をしているな。
ボス
どうだ、うちに来てみるか?
ボス
うちなら三食おやつつきだ!
れる
れる
!
れる
れる
いく!




















あの頃はまだボスも優しかった
でも、小学生くらいの年齢になったころ、
実験が始まった。
そこでれるが受けた実験は



氷狐の眼球移植





氷狐



それは神の使いの眷属
その氷狐の目には神から預かったとされている、氷の力が秘められている。
その目をれるに移植した。
より、強いマフィアを作り出すために。



















実験は麻酔がほぼないと同じ状態で行われた。
あの頃はまだボスのお気に入りであったため、
本来麻酔はないところ、ボスが許可をだし、
痛みを少し和らげる分の麻酔が打たれた。











実験の時のことは今でも鮮明に覚えている。
突然れるの左目が取り出されて物凄く痛かったこと、
目で助けを求めても誰も助けてくれない大人たち
そして、移植される前の氷狐の目。
この世のものとは思えないほど怖かった。
そして、それがれるの本当の目があった場所に今、入れられようとしていること。
思い出す度にあったはずの目の場所が痛くなる。
それほど辛い思いをしたのに。
























れるは失敗作で終わった。
ボスも振り向いてくれなくなり、
"れる"と言う人物はこの世からいなくなった。

















失敗になったのはデメリットが多すぎたから。
氷狐の力が強すぎるため、少しでも力を使った場合、
筋肉が麻痺し動けなくなる。


氷孤の力を抑えるために大きい体力を消費すると
一週間ほど眠ることがある。


いつか氷孤に体が呑まれる
だから大きな仕事をしたときは次の仕事が出来なかった。
それが、starlightで嫌われる理由になり、
色々な実験やストレス発散のどうぐとして使われ、
この大量の傷が出来た。
?
あ、出来損ないだ
れる
れる
…
廊下で組織の人とすれ違うたびに殴られた。
蹴られた、
時にはカッターで切られることもあった。
ボスがその場面を目撃しても、
ボス
…
もう、あの頃の目とは違っていた。
れるのどこかで何かが壊れる音がした。
?
今日は電流をどこまで流せるかの実験っと…
れる
れる
……
電流もいたくなくなっていった。











実験、殴られる、実験、蹴られる、実験、

繰り返すのはいつもと変わらない日々。







助けてをいってみたかった。
ボス
お前は何も考えないで大人しく指示に従え
あれほどれるの笑顔を褒めてくれた人も


?
チッ失敗作が。



可愛がってくれた人も



?
死ねw
友達だったはずの人も





みんな裏切った。
心身ともにズタズタに引き裂かれた
記憶もなく、親もいない
誰かの所有物……





人形 みたいな生活だった。














れる
れる
…れるをッ一人にしないでよッ…





















?
大丈夫だよ。
……誰かの声と、暖かい物を感じた。
れるの意識の外からか、な……

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