side れる
どたばたと慌てて部屋に入ってきたのは赤髪だった。
相当慌てていたのか方で息をしていた。
紫頭とぴょこぴょこしてる緑は不仲やったりするん......?
少し心配そうにれるの顔を犬がのぞき込んできていた。
大丈夫と分かったからか安心した顔をして話し始めていた。
いわなあかんのやろうな....
疑いの目で紫頭がこっちを見てくる。
そら、敵やから当たり前なんやろうけど。
ん......?
ガサゴソと物音が?
出てきたのは見覚えのある物体
薄い黄色の2等身の体に小さな角。
背中にからったなぞの星。
こいつは.....
ニヤリと微笑む小さな悪魔。
なんのためにここに来たんだろうか。
ていうかどうやって入ってんだ
いやセキュリティーガバガバやん
犯人お前かよ
あ、なんかwがついてたよな。間違いなく。
ムカついてきた。
こいつに頼んだれるが間違いやったかもしれん....
能力開放すればええだけや。
やばいなちょっときついかも
ぽよぽよ五月蠅い.....
高めの声が頭に響いてきて痛いっ
ちょっと手に力を込めてみたら手錠は簡単にバキンと音を立ててばらばらになった。
手が軽くなったからもうこの悪魔とも戦える
.....邪魔だな。
氷壁を出すために頭の中でイメージ。
そしたら出すだけ。
そら、困惑するよな。
氷狐の力で腕を振り回して目の前の悪魔を捕まえようとしてみたけどちょこまかと逃げ回られる。
氷の塊を絶え間なく投げているのに涼しい顔してよけてくる
後ろから、抱きしめられた。
まだこいつとたたかってるのに
体力の限界が近づいてるんだこいつの手を噛んだけど噛めてるのかもわかんないや.....
座り込んだれるを見下ろした顔は優しく微笑んでれるの頭を撫でていた。
side Coe.
能力を開放して、少し暴走しかけていたれるくんを抑えたら少し手を噛まれた。
手から赤い血が垂れているけれど、そこまで深くはなさそう。
れるくんは寝息を立てて寝てる。
さっきから口はないのに喋る黄色い悪魔の背後に目を光らせた緑の影が。
めっちゃ早口じゃんいまのどうやって言ったんだ??
そういいつつ黄色い見た目の悪魔を抱き上げていた。
治癒魔法を唱えてる最中に悪魔がゆうくんの片方の腕に大人しく抱っこされてた。
こう見ると意外と可愛い。
こったんが抱っこしたまま僕の手に器用に包帯を巻いてくれるゆうくんを不思議そうな目で見ていた。
まぢですか。
悪魔も察したのかも?
悪魔さん、ご愁傷様です
ゆうくんが包帯とか片付けながら淡々と話してるよぉ~~!!!!
ヒェ.....なにか圧を感じた気が((
ゆうくんの腕の中でじたばたと小さな手足を動かして暴れるけれど、
れるまはちょっと嬉しそうにしてる。
満面の笑みでこたえたゆうくんにれるまは一瞬引いていたけど、
少しするとまた、ゆうくんに引っ付いていた。




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!