第10話

ちょっと背を伸ばして
図書館にある私のお気に入りの本。 





なんか移動ささってて1番上にあるみたい。




私の背じゃ届かない。



いくら背のびしても、私には無理みたい。



ヒョイ



私の隣に大きい人影が現れて、
私が見たがっていた本を手に取る。



ジュン
ジュン
はい!
どうぞ!


やっぱり…

ジュニだった。


you
you
ありがとう 、ジュニ。
ごめんね、私がもうちょっと背が高かったら、ジュニに迷惑かけずに済んだのに。
そう言ったらジュニは笑顔で言う。
ジュン
ジュン
いいのいいの!!
僕がやりたくてやったことだし、彼女の役にたちたいって思うのは普通だと思わない?
…やっぱり、ジュニはとても優しい。
you
you
ありがとう、ジュニ!
私がジュニに出来ることってなんかないかな?




ちょっと背を伸ばして



背が高いジュニのほっぺたに







できる限りの感謝の気持ちを込めながら






キスをした。
you
you
…ホントにありがとね?
大好き。





ジュニは手でほっぺを覆い、







嬉しそうな顔をしながら



できる限り背を縮ませて


私と同じように、



キスを返してくれた。



そしてジュニはこう言った。
ジュン
ジュン
僕にとっての理想の身長差、15センチ
you
you
…!!
やっぱりジュニにはかなわない。
you
you
私もだよ。







そう、私達の身長差は15センチ。