行為を再開して数十分。
この間にお互い何度も達している。
俺はまだいけるが､瑞希はそろそろきつくなってくる頃だろう｡

ほら。否定の声を上げ始めた。


まぁまだ止める気は無いけど。


もう出ないなんてことあるわけないし。

俺は瑞希の性器に手を伸ばすと、
先端を片手で覆うようにして刺激する。

ほとんど色の消えた精液を吐き出しながら体をビクビクと痙攣させる瑞希だったが、次の瞬間涙目で首を横に振り始めた。

俺は首を傾げながら瑞希の顔を覗き込む。

顔を真っ赤にして涙を流しながら首を振る可愛らしい姿。

あー…可愛い…。もっといじめたい…。

瑞希が喋り終わる前に思い切り奥を突き上げる。

ギリギリまで抜いては最奥を突き上げるのを繰り返していると、瑞希は俺の肩に爪を立てて悦んだ。

腰を動かしながら前かがみになり、瑞希の耳元に顔を寄せる。

俺は瑞希の頭をぐしゃぐしゃと撫で、キスをする。

そのまま腰を動かしていると、
先輩のくぐもった可愛らしい喘ぎ声が聞こえてきた。

先輩のナカにゴム越しに精液を吐き出す。

やば…まじで気持ちよかった…。

瑞希の首に手を当てそう呟くと、
瑞希の中がｷｭｳｯ…と締まった。

俺は瑞希の首に置いていた手に少しだけ力を込める。

俺はその手にさらに力を込める。

瑞希の首を解放し、瑞希の性器に視線をやる。

瑞希の性器は首を絞められたことによって射精を迎えていた。

先輩が耳まで赤くして顔を背ける。

ガバッと抱きつき、瑞希の頭をぐちゃぐちゃに撫でる。

ゆっくりとナカから性器を抜くと、
瑞希の後孔がヒクヒクと痙攣していた。

えっろ。


…やめとこ、あんま見るとまた勃ちそう。

行為を終えて後処理を終えた後。


2人でベッドに寝転がりながらそう言うと、
先輩はがギャンっと叫ぶ。

まぁ別に先輩になら抱かれてもいいんだけどね。


きっと俺を抱く先輩も世界一可愛くて───────、

先輩は返事をしない。


これはきっと同意なのだろう。

先輩は疲れたのか、目を瞑る。

先輩の手が俺の頭を撫でる。

俺は先輩を抱きしめると、そのまま眠りについた。







30分後。

………………。

そう言って瑞希は要の顔をのぞき込む。


するとぱっちりと目を開けた要と目が合う。