第9話

9.お隣さん。
2,636
2023/11/02 13:36
~らんside~

いるま
んじゃ、そろそろ行ってくるわ。
なつ
あ、これ千円。これでなんか昼飯食っといて?
らん
あ、はい…!
なつ
…千円で足りるよな?
いるま
んー、、、何か困ったら隣の家行ってくれ。あいつならどうにかしてくれるだろ。
なつ
確かに…!
らん
え、でも俺のことはどう説明すれば…?
いるま
あー、俺らの親戚って言っといてくれ。大丈夫。めっちゃ良い奴だから。
なつ
そうそう。んじゃ、、いってきまーす、らん!
いるま
気をつけて過ごせよな~
らん
…あ、い、行ってらっしゃい……!!
俺がそう返すと、二人はニッコリと笑って家を出てった。


……なんか恥ずかしいな…www



リビングに戻る。一気に一人になったからか、シーンとしていた。


さて、家事をするかぁ~


……部屋を見る。

たまったゴミ。散らかっている洗濯物。ところどころに見えるホコリ。



…まずは掃除だな!!!


らん
…よいしょっと…
洗濯物を綺麗にたたみ、タンスに入れる。

…場所がわからないからとりあえず取りやすいようまとめただけだけど。

ついでに洗濯をしてリビングに戻る。


それからゴミを一つにまとめ、いるかわからないものは別でわける。


そしてカーペットをもう何年も使っていないと一発でわかるような掃除機を使って掃除する。

床は雑巾を使って拭く。


どうせなら全てやるか…えーと、キッチン…!





…そうして、黙々と掃除を続けて早三時間。


らん
ふぅ…けっこう良いんじゃない?
部屋はかなりピカピカになった!…と思う。

まぁ前よりかはかなりマシになった。


時計を見ると、はや12時。


昼食、作るか~


冷蔵庫を見る。
らん
…あっ……!?
しまった…!食材朝食で全部使っちゃったんだった……!!


…スーパーに行くかぁ。



らん
……スーパー、どこだろ。
俺は色々なとこで寝泊まりしながら転々としてきたから、この街もよく知らない。


スマホも今は持ってないから地図もないし……


らん
どうしよ…コンビニもわかんないしなぁ…
適当に街をさまよっていると迷子になりそうだ。

ここに戻れなくなるのは一番困る。


…いや、また別の人のとこに行けば……

なつ
『いってきまーす、らん!』
いるま
『気をつけて過ごせよな~』
らん
……嫌、だな…(ボソッ)



……?今俺、なんて言った…?


家から出るなんて、もう何度もやってきてるのに。


……まぁいいや。


ほんとにどうしよ…昼食抜く?


いるま
『困ったときは、隣の家に行け。』
なつ
『すげぇ良い奴だから!安心しろよ!!』
らん
お隣さん…
行く…?



いるまさんたちが良い人と言うなら、大丈夫かな?



家を出て、すぐ隣の家の前にたつ。


しかし、いざ家の前に行くとなかなかインターホンを押せない。


大丈夫かな…迷惑なんじゃ…やっぱ昼食なんて食べなくても……



そうやってグダグダ考えていた、そのとき。



…ガチャ。
らん
っ!?
すち
……え?
お隣さんの扉が開いた。


出てきたのは、いかにも優しそうな落ち着いた男の人。


その人は少し困惑気味に、それでも心配そうな表情で聞いてきた。




すち
えーっと、君、どうしたの?大丈夫?





すちくん登場!やったね。
みことくんも出したい…けど、もっと後になりそう。ごめん!
あとランキングのってたっぽいです。(気付かなかった)
ありがとうございます!
では、また次の物語で!

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