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第2話

俺様系彼氏
俺様系彼氏にはいつも振りまわされています。






【杏奈side】




「藤原先輩!誕生日おめでとうございます!」


「樹くんおめでとう〜!」






藤原樹




は、私、石井杏奈の彼氏で




すごいモテます。




そんな彼の誕生日は明明後日。




だけど、明明後日は日曜日でお休み。




月曜日も振替休日でお休み。




だからみんな今日お祝いしてるみたいです。



鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
杏奈いいわけ?あれで

親友の、鷲尾伶菜が聞いてきた。
石井杏奈
石井杏奈
いい……わけないけど……。
樹を縛る権利私には無い。
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
杏奈、元気だして
クールビューティな伶菜。




そんな伶菜に慰められてると、この状況に現実味がでてくる。




はぁ……。




樹と付き合いだしたのは、元々樹に女の子を必要以上に近寄らせない為。
石井杏奈
石井杏奈
樹は、別に私を好きじゃないから……。
ダメ元で告白してみたら




『いいよ。女の子避けがいた方が楽だしね』




なんて言われて付き合い始めた。




みんなの前では王子様な樹。




だけど、本当はね…………















ーお昼ー




藤原樹
藤原樹
杏奈遅せぇ、早く俺の弁当



なんて言う、俺様です。

石井杏奈
石井杏奈
遅いって言うなら、一緒に屋上に来ればいいじゃん
お弁当を差し出しながら言うと
藤原樹
藤原樹
だるい。つーか、お前が急げばいいだけだろ?
だそうで。




嘘つきだなー、樹は。




私が彼女って知られたくないんでしょ。




彼女いるからって言って、顔を隠した私の写真を見せて、告白断ってるんでしょ。




知ってるんだよ。
石井杏奈
石井杏奈
……そうだね。
なんか、私が彼女になった意味あるのかな?









藤原樹
藤原樹
うまい
石井杏奈
石井杏奈
ありがと
お弁当を一緒に食べられるのは




1、屋上の鍵を樹がもってるから




2、どの教室からも見えない位置があるから




この2つがあるから、お昼休みだけは一緒に過ごせている。




これがなきゃ、形だけの彼女。




それになってた。
藤原樹
藤原樹
それ食わねーの?
私の箸が進んでないことに気づいてそう聞いてきた。
石井杏奈
石井杏奈
あー、うん。なんか食欲無い。
藤原樹
藤原樹
じゃあ貰うわ
そう言って唐揚げやら、卵焼きやらを口に入れていく樹。
石井杏奈
石井杏奈
……いいのかな、これで
樹に聞こえるか聞こえないかの声で、小さく呟いた。