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第22話

不良系彼氏





不良系彼氏は不器用で無愛想で、喧嘩っぱやいけど、優しくて、一途です。











藤井夏恋。私には、学校中に知れ渡っているあだ名があります。




それは、




「おーい猛獣使い!」
藤井夏恋
藤井夏恋
は?違うから!!
"猛獣使い"




同学年は当たり前、先生も、先輩も後輩も知ってる。




その名の由来は
川村壱馬
川村壱馬
おい。
こいつ。




私の彼氏の川村壱馬のせい。




壱馬は、不良って言われてる。




まぁ、たしかに喧嘩は強い。




だけど、不良って訳じゃなくて、ただ無口で無愛想で不器用なだけ。




それに、目付きが悪いからよく不良に絡まれてる。
藤井夏恋
藤井夏恋
何?
川村壱馬
川村壱馬
お前じゃない。そいつ。
「えっ?俺?!」
川村壱馬
川村壱馬
こいつは猛獣使いじゃねぇ。ただの女だ。
なんて、庇ってくれる優しい彼氏。って言えたらいいんだけどね。
藤井夏恋
藤井夏恋
ねぇ、壱馬。
川村壱馬
川村壱馬
…………………………
はい、でました。壱馬くんの彼女無視攻撃。
藤井夏恋
藤井夏恋
ねぇってば!
めんどくさそうに頭をかくと
川村壱馬
川村壱馬
……あんだよ?
って言ってきた。しかも、若干睨みながら。




ムカつく!!
藤井夏恋
藤井夏恋
お昼どうすんの?
とりあえず、目的のことを聞くと
川村壱馬
川村壱馬
……………………


はい。また、無視。




はぁ。そんなんだから不良に絡まれんだよ!!




そんな頭してるから、絡まれるんだよ!!




壱馬の髪の色は、明るめの茶色。




それで、イケメン。




だから、ギャル系女子は




「あっ!壱馬ぁ〜」




なんて寄ってくる。
川村壱馬
川村壱馬
あんだよ?
そして、壱馬はギャル系女子には、なんでも答える。




本当、私が彼女なのか疑いたくなる。




「お昼一緒にたべなぁい?」




なんて言って、壱馬の腕に腕を絡ませる。




私にニヤリと笑ってから。




本当ムカつく!!!




そして、壱馬はこう言う
川村壱馬
川村壱馬
別にいいけど?
藤井夏恋
藤井夏恋
別にいいけど?
川村壱馬
川村壱馬
…………は?
壱馬に被せて言ってあげた。
藤井夏恋
藤井夏恋
どうぞ、どうぞ、そんなやつあなたにあげる。もう、近寄らないから。じゃあね川村くん。
2人に背中を向けて歩き出す。




視界が滲んで見えるのは気のせい。




…………………………………………ううん。




気のせいじゃない。




ねぇ、壱馬。私、本当に大好きなんだよ?




どうして、こんなに私だけに冷たいの?




まぁ、今となったらわからないけど……。
藤井夏恋
藤井夏恋
はぁ。
山口乃々華
山口乃々華
ため息なんでどうしたの?
そう聞いてきてくれたのは
藤井夏恋
藤井夏恋
乃々華…………。
中学から仲がいい山口乃々華。
藤井夏恋
藤井夏恋
んー、壱馬と別れてきてやった。
机に突っ伏しながら言えば
山口乃々華
山口乃々華
ちょっ?!ええええ?!なっなんで?川村くん大好き夏恋が、どうしてそんな結論出せたのよ?
教室で、しかもでっかい声で言うもんだから




「えっ?猛獣使い別れちゃったのか!?」




「次からどうやって川村のこと止めんだよ?」




「私やってあげるよぉ〜」




なんて言ってきた。
山口乃々華
山口乃々華
はぁ?あんたにできるわけないでしょ?あれは、夏恋にしかできないんだから!!
乃々華、そう言ってくれるのは嬉しいけど
藤井夏恋
藤井夏恋
川村くんとは付き合えるようになったの?
最後の




『私やってあげるよぉ〜』




って言った女子に聞くと




「もちろん♡」



なんて答えた。
藤井夏恋
藤井夏恋
そう、よかったね。これから大変だろうけど頑張って。
「えっ?!」




そんな女子の声が聞こえたけど、私は4時間目からサボるために校舎の外に出た。




学校で授業なんて受けてらんない。