甘えた彼氏はヤキモチ妬きです。
「楓おはよう!」
クラスの友達と笑顔で挨拶をかわす。
そこに
なんて言ってくるのは、私の彼氏の阿多龍太郎。
龍は甘えん坊でヤキモチ妬き。
常にヤキモチ妬かれてる。
大大親友の晴美。
あはは。なんて笑う晴美は本当にかわいい。
晴美には年上の彼氏がいる。
その彼氏は晴美にゾッコン!!
笑っちゃうくらい。
なんて、女の子に言わせちゃうくらい、龍はヤキモチ妬き。
本当、困る。けど、愛しくて、可愛くて仕方ない。
そう言ったら
なんて、文句を言いながらクラスに戻って行った。
私のおでこにチュッとキスをしてから。
もう、本当に困る。
毎日毎日ドキドキさせられっぱなし。
私も、龍をドキドキさせてみたいけど、どうすればいいかなんてわかんない。
はぁ。本当にどうしよう……。
放課後
晴美が私の席に来て
なんて、聞いてきてくれた。
って言って、晴美が耳打ちしてくれた。
力説する晴美。
そんなに言うなら
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。