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第4話

💜
ー翌日ー






昨日の樹の行動の意味を考えたら眠れなかった。
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
おはよ、杏奈。顔色悪いけど大丈夫?
伶菜が荷物を起きながら聞いてきた。
石井杏奈
石井杏奈
大丈夫だよ!1時間目体育だよね!更衣室一緒に行こうね!
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
杏奈ほんとに顔色ヤバいよ?体育、保健室で休んでれば?
すごい心配してくれる伶菜。




あー、かわいい。
石井杏奈
石井杏奈
大丈夫!出るよ!
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
わかった。無理はしないでね?
石井杏奈
石井杏奈
うん!





ー体育館ー



「今日は男女共にバスケなー!」




体育の先生が、それだけ言って教官室に入っていった。




「じゃあ女子はゲームやろー!」



「経験者の、杏奈ちゃんと伶菜ちゃんと、バスケ部はまとまらないようにチーム組もう!」




どんどんルールが決められていく。




ヤバい、伶菜に言われた通り、保健室で休んでればよかった。




本当に具合悪い。




「このメンツでいい?杏奈ちゃん」




話を振られて、頷くことしかできない。




「よしじゃあやろー!」




って言われて動き出したけど、私の記憶はそこで途切れた。



























頭……なでられてる?




誰に?……お兄ちゃん?




あぁ、私の頭なでる人他にもいたな……。
石井杏奈
石井杏奈
龍……?
目を開けたら
藤原樹
藤原樹
誰が龍だよ。
なんて不機嫌MAXな、樹。
石井杏奈
石井杏奈
………………は?
目をぱちぱちする。




なんで樹が私の頭撫でてるの?
藤原樹
藤原樹
なんだよ?
石井杏奈
石井杏奈
え……?いや……。
驚きで言葉にならない。




ていうか、なんで不機嫌MAXなの?
藤原樹
藤原樹
……龍って誰だよ?
え?龍?
石井杏奈
石井杏奈
幼なじみだよ
藤原樹
藤原樹
……あっそ。
なに?なんなの?
石井杏奈
石井杏奈
1年の阿多龍太郎。知ってるでしょ?あれが、幼なじみ
藤原樹
藤原樹
……ふーん
自分から聞いてきたくせになんなのよその態度は……。




まぁ、なれたけどさ。
石井杏奈
石井杏奈
樹、体育は?
藤原樹
藤原樹
あ?お前が倒れるから休んだに決まってんだろ
お前が倒れるからって。




別に倒れたかったわけじゃない。
藤原樹
藤原樹
なんだよ
じーっと見てたら、睨まれた。
石井杏奈
石井杏奈
別に。
樹のこと考えてて寝不足なんて言ったら絶対に




は?きもいって言われる。
藤原樹
藤原樹
……じゃあ戻る。
大丈夫か、の一言もないんだ。




ねぇ樹。




私不安だよ……。
石井杏奈
石井杏奈
ねぇ樹……。
藤原樹
藤原樹
あ?
聞いてもいい?




私を




彼女って言ってくれる?
石井杏奈
石井杏奈
私って………………樹の何?
藤原樹
藤原樹
あ?何言ってんだよ。言う必要ねぇだろ
言って欲しいんだよ。




不安なんだよ。




安心させて欲しいんだよ。
石井杏奈
石井杏奈
聞きたいの。
藤原樹
藤原樹
はー。言わねーよ。
胸が痛い。




何かが壊れそうだ。
石井杏奈
石井杏奈
聞きた……
「あー!樹くん!」




ドクンって胸が嫌な感じになる。
藤原樹
藤原樹
どうしたの?
樹が女の子に笑顔を向ける。




やめて。




笑わないで。




私に見せない笑顔で




笑わないで。




「絆創膏貰いに来たのー。あ、樹くん貼ってくれないかなぁ?」
藤原樹
藤原樹
あぁ、良いよ。
もう疲れたよ……樹。
石井杏奈
石井杏奈
もう…………いいよ。
耐えきれず、保健室を飛び出した。