それはもう数十年前の姫奈が生まれた頃の事だ。
姫奈は良くなく子で梨花もよく困っていた。
梨花というのは、姫奈の実の母親だ。
梨花と梨花の夫は買い物に出掛ける為、梨花の母(姫奈からすると祖母)に姫奈を預けた。
その帰り道…。前から梨花の車に他の車が突然突っ込み、正面衝突により2人とも亡くなってしまう。
梨花の母は姫奈を懸命に育てようとするが、足腰が弱ってきた為、充分なお世話が出来なくなる。
そこで出てきたのが、梨花の友人の私(八木涼子)だったわけだ。
私は結婚をしていたが、3年ほど前に離婚し、子供はいなかった。
しかし、子供は好きだった。
梨花の母に姫奈を頼まれると頑張って育てようと誓う。
少し長くなってしまい申し訳ない。
どうか温かく見守って下さい(*^^*)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。