術式が出た私は、両親に報告した
2人は目を点にした
まあ、そりゃそうなるわ
『わたし、人の役にたちたい。だから、使い方を教えてください』
1週間お願いし続けて、両親が折れた
兄も心配してた
知識は母が
体術は父が
体術でわかったこと
鬼滅の刃の呼吸ぢゃん
私は素手じゃなくて刀で祓うことになった
まだ実戦はしてないが、鍛錬は着々とできていた
最初は体力もなかったが、2ヶ月3ヶ月と行ってく内に体力が着いたのだ
術式が呼吸ということは全集中・常中が出来ないと行けない
親はそんなことを知らないので独自で練習した
前世の記憶を頼りに
『鏡の呼吸 炎写し 不知火』
「中々上達したね」
『ありがとうございます!父さん!』
10歳
自分の呼吸を生み出した
鏡の呼吸
これはどこから派生もせず、どこにでも属する呼吸だ
写す呼吸
つまりパクリの呼吸なのだ(
「じゃあそろそろこれをあげよう」
『っ...これは何ですか?』
「これは、呪具の日輪刀だ。これで呪霊を切れば、祓える」
『...持ってみてもいいですか?』
「ああ。少し重いかもしれないが」
日輪刀を貰う
別名 色変わりの刀だ
これを作った人は一体誰なのだろうか
持つと、刀は下は赤 上は青 真ん中はそれが入り交じった色に変わった
これが、私の刀
「色が...変わった?」
『凄いですね!父さん!』
「あ、嗚呼」
よっしゃ。これから頑張りっせ!
目指せ!柱!(
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!