第2話
私の弟は兄のはずだったようです
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私視点
ある日お昼を食べていたら母に呼ばれた。
何かと思ったら母は
「そういえばゆうきあなたのお兄ちゃんだったらしいよ」
なんてファンタジーなことを言い始めた。私の母は私が産まれる前に流産したことがあるためその子がゆうきという可能性があると話したことがある。だがそれは全て空想の物語。だから今回もそんな感じの話だと思った。
しかし今回は少し違うらしい。それは母はゆうきに夜よくお空にいた時はどんな感じだったの?と話しかけていたそうだ。そしてちょうど昨日ゆうきは空にいた時は私と一緒にいたと言っていた。
だが私の方が先に生まれているためゆうきがお兄ちゃんだったというのは違うことになる。
しかし、ここからは少し都合のいい妄想になるが母のお腹に入る時の滑り台で少し引っかかり救出された
そしてその空いている間に私が滑り台を滑ったのではと言う話になった
そしてここからがいちばん面白いところだ
なんとゆうきは「おうちに帰りたかったの」と言い1粒の涙をこぼしたのである。
私の家は最初マンションだったのだが流産したのはちょうど一軒家になっているときだった。
この発言があり妄想はより広がった
1度お腹に入ったのだが生まれることが出来なく、しばらくの間こちらへ来ることは出来なかった。
そして空で思っていたことはずっとお家(私たちの家)に行きたいということだったのでは、そして約10年たってから生まれることが出来たのでは
という妄想が広がった
所詮は妄想。空想ではある。
だが少しでもこのようにファンタジーのように考えてみたらとても楽しい
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