最初は、本当に謎でしか無かった。
何故か、皆同じ場所に集まっては情報を共有しては__
そう、普段通り。
戦闘をしているわけでもないのだから、能力を使う必要は無いとしか思っていなくて。そう思っていたある時だった。
『流星卿』が、本人ではなく分身魔法が居座るようになったのは。その後急に本体で戻って来たかと思い、話を聞けば『ツイステッドワンダーランド』とやらに行っているらしい。
それから、皆何やら事あるごとにその知らない世界ツイステッドワンダーランドに興味を持ち出し、手を出し始めた。そういうかく言う我も……
そう話しかければ、角を持った『ドラゴン』である彼と流星卿と一緒にいる『アストラ』が各々別の反応をした。そして、少し確かに力を貸していた時だった。
『ナニカ』に体を引っ張られた。上記の奴らの驚きの声が聞こえた後は、何も憶えていない。だって、次にあった記憶は___
「こっ……これは、やったそ!!!俺はッ!!!!」
あまりの大声に思わず顔を顰める。そして、身なりを見た。ボロボロの服に髪。
「これで、あの『呪術師』も倒せる!!!さぁ、さっさと力を貸せ!!」
無様にそう言ってくるそいつを、蔑んだ目で見た後。思わず感じた。
自分の武器だけどそうではない。どの世界かは忘れたが、どの世界かの自分の武器。グングニルを出して容赦なく___
自分の口角が上がったのが分かった。そのグングニルはそのままにして、己の翼を広げてその場を飛び去った。
紅魔郷は知らない。この男は『呪詛師』として指名手配されていた者であること。グングニルをその場に置いて去ったことにより、彼女は『呪術高専』によって探される事になったことを___
まだ、知らないのだ。
呪術廻戦書くの初めてなので、呪術組は口調迷子です。番外編とかは、特にやらないかなぁ……
後、更新結構遅いです。ほかの作品優先。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。