リクエストありがとうございます!
遅くなりすみません、(;_;)
『…………………』
「……………」
『…………………ねぇ、なんでそこにいんの?』
「………………え?」
『え?じゃなくて、なんで俺の膝の上にいんの???』
「いや、ならなんでお腹に腕まわしてんの???」
…………………ちっ、()
彼女のあなたと同棲して半年、
最近なぜか俺の膝上によく座ってくる
呼んでないのに………………()
『そこいたら俺何も出来ないんだけど?』
「別に、読書出来るでしょ?これでも」
『腕、しんどいから。これで読書は』
「……………ちぇ、分かったよ、どきますー」
『…………いや、どかんのんかい、』
「いや、腕まわすのはずせ??どうせどいてほしくないんでしょ?素直じゃないなー(笑)」
『……………あー、もう、』
むかつく、
なんか心読まれてるからムカつく()
「おっ、はやりの肩ズンだ!(笑)この間レンナガセしてたなぁ少クラ」
『……………ずっと愛してるよ、』
「………………………ッ、」
『はーい、逃がしませーん(笑)あなたは俺の腕のなか〜』
「メダカの学校は川の中みたいに言うな(笑)」
なにわともあれ
今日も俺とあなたは
そこら辺のカップルより1つマシてるカップルでしたー、
「あ、丁度いい、肩ズンしたまま写真とろーよ」
『は、やだよ』
「いいじゃん、別に」
『どうせ樹たちに送るんだろ』
「当たり前じゃん(笑)」
『当たり前じゃんじゃねぇわ!(笑)』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!