リクエストありがとうございます!
遅くなってすみません、(><)
『ももー!』
“あ、パパー!!!“
「もうすっかり、懐いたね(笑)」
『うん、パパやないのに(笑)』
シングルマザーのあなたと付き合いだして
1年。
元々、高校時代の同級生で
成人式の時にはお腹にいた桃。
そしていなかった父親。
その数ヶ月前に交通事故で亡くなった。
あなたは1人で育てると決めた。
“なんでパパは同じ家じゃないのー?“
『んー…………パパはママと桃が幸せに暮らせるように仕事してるからかなぁ』
“なら間違ってるよ??ママ、わたし寝たあと泣いてるもん“
『えっ』
「………桃、知ってたん?(笑)やだなぁ、」
彼を想い、
最初は付き合ってくれなかった。
あの人が忘れられないからって。
OKしてくれた時も、
まだ忘れられてないってはっきり言った。
それでもいいよとは言ったけど。
『あ、よし家ついたぞー、お利口ちゃんは手を洗ってうがいしよー!』
“はーい!“
玄関に入り奥へいく桃。
それについてくあなた。
「……………………ごめんね」
『…………なにが?』
「……………なんでもない、(笑)」
『………………寂しいなら寂しいって言ってよ。俺じゃあの人の代わりにはなれんけどさ、』
「…………………」
『今、言うことやないけど。ずっと幸せに、ずっと傍にいるから誓うから。俺と結婚してください』
「え、」
『分かってる、あなたの中にはあの人しかいないなんて。けど桃のためにも前に進もう?俺がずっとついてるから』
「……………ッ」
“あー!パパ、ママ泣かしたー!!!“
『ちがっ…………』
「…………….桃はパパと一緒に住みたい?」
“住みたい!!!“
「なら、住もっか(笑)」
“ほんと?!やったー!“
『それって…………』
「今日から桃は道枝桃だぁ(笑)」
“みちえだもも!“
かわいい笑顔の娘と
泣き虫なママと
2人を守っていこう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。