リクエストありがとうございます⸜(*ˊᵕˋ* )⸝
「いやさーあの先生嫌いだわー」
“お前、好かれてんじゃん、あの先生(笑)“
「好かれたくて好かれてない、(笑)…………あ、大我くん!!!!」
『きちゃった』
最近、彼女のあなたに会えてなかったし、
今日仕事が予定より早く終わったから、
迎えに来たのに、
仲良く男と話しながら出てきた、
…………近いよ?距離
「仕事は?終わったの?」
『うん、今日予定より早く終わったからさ、あなたにも会いたかったし……でも邪魔だったみたいだね、帰るわ』
自分は年上。
あなたと同じ学校生活過ごせない、
寂しい思いをさせてしまう。
あなたと同い年に産まれたかった。
「え、待ってよ、大我くん!」
少し遠くに置いた車に行くため
歩いてたら後ろからあなたが追いかけてきて
腕を掴まれた。
なんでだよ、ずっとそばにいれる友達とおりなよ…
「大我くん…?」
『ごめん………俺、嫉妬しちゃった。最近あまり会えてなくて、寂しかったのは俺だけだったのかなって。俺、ずっとそばにおれないし…』
情けない、年上なのに嫉妬なんて。
そう考えてたらあなたが後ろから抱きついてきて
「私、大我くんが一番だよ?ずっと寂しかったもん……さっきの子も、大我くんに会えなくて落ち込んでたのを元気づけようとしてくれてた、」
なんだよそれ、
寂しいとこに漬け込んでるだけだよ。
喉まで出そうになった言葉を飲み込んで
『ごめんな、寂しい思いさせて。車乗って』
運転席に俺と
助手席にあなたと、
乗ったのを確認して、
俺はあなたにキスをした。
「…………えっ////」
『でも、出来ればほかの男と仲良くしないでほしい…』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!