年下彼女
ガチャンッ
『ただいまー』
母『おかえりー、』
「おかえり!!」
『は?なんでお前がおるん!!』
友達と遊んで
家に帰ったら、あなたがいました、
「今日からお世話になる〜(笑)」
『は?!俺、聞いてへんし!!!』
「ゆっとらんもん(笑)」
母『1ヶ月ね、お母さんたち仕事で外国に行ってるから、今日からうちに泊まってもらうのよ(笑)じゃ、私は夜勤行ってくるから、あなたちゃん恭平をよろしくね♡』
「はーい!(笑)」
『は、ちょ、待てや、おかん!!!!』
母『何も聞こえなーい(笑)行ってきます!』
「行ってらっしゃい、お母さん!」
母『ふふ、やっぱり家に女の子がいたらいいなぁ(笑)』
そう言い残して、仕事にいった、おかん。
え?あなたとふたりきり??
俺の家で?????卍やん、
てか…
『なぁ………他に着る服無かったん?』
なんで俺の服着てんの…
ぶかぶかやし、ワンピースみたいなっとるから
ズボンはいとらんし…
「んー?あー、お母さんが恭平の着ろってゆうからあんま服持ってこなかった、」
『おかん………』
「あ、これ、もしかしてお気に入りやった??ごめん!今すぐ脱ぐ!!!!」
そうゆって、
本気で脱ごうとしだした、
『ちょ、脱ぐなよ!!俺おんねんから!!!!』
「………恭平のえっちー(笑)」
『ばっ………なんもしとらんし、考えとらんから!もー……………』
あなたは俺より、年下で、
小さい頃から幼なじみで、
最近、付き合いだしたんやけど、
俺をなんや思っとるんか、普通に目の前で着替え出すし、抱きついてくるし、
毎日大変っす、正直。
「1ヶ月恭平と朝会えて、夜も会えるなんて嬉しいなー寝起きの恭平、楽しみ!!」
鈍感なんかバカなんか、
嬉しい恥ずかしいことを普通にゆうし………
なんで、ちょいと、いじめたろう思います()
『あなた、きてー』
「ん?なにー?」
近づいてきたから、腕を引っ張って、
壁にドンして、あとキスするまで数センチの距離に顔を近づけてみました←
「……………/////」
照れとる、かわえ、(笑)
『さすがにバカなあなたちゃんも照れるんやなぁ(笑)』
「うっさ……離れてや!!」
『いやでーす』
いじわるな微笑みをしてから
あなたにキスをした
『……………俺やて、男やし、年上やで?危機感持って???』
「……………恭ちゃんなら、別にええもん」
『ゆったな…?(笑)…………よいっしょ』
あなたをお姫様抱っこして
俺のベッドに、連れていきました♡
次の日の朝、
「もう…恭ちゃん、嫌いや」
『え?!ごめんやん、なー!!!』
ツンになるあなたちゃんと
オドオドする、俺でした←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。