「亮くんー」
『なに』
「ぎゅーして!」
『いやだ、』
「むー…………」
付き合い出して4年。
毎日、あなたは
“ぎゅーして“
を言ってくる
俺は、それに
“いやだ“
って言う、(笑)
反応がおもろいんや、(笑)
「ちゅーして!!!!ぎゅーして!!!!愛して!!!!」
『どれも嫌や。せえへん』
「もうええし、亮、ほんまはうち嫌いなんやろ…」
『好きやで?』
「せやろ、きら……………ん?!」
ん?!の顔がな俺は好き(笑)
「なぁ、もう1回!もう1回ゆってや!聞いてなかった!!!!」
『嫌い』
「え、ちが、さっき好きゆったやん!」
『聞こえとるやん。嘘ついたな?』
「うっ…」
『嘘ついたから、もう知らん。』
「ごめんて、なぁー、亮くーん、」
『……………』
「なんなん。ええし。大倉くんとこ行こー」
は?
あかんやろそれは、
腕引っ張って、
抱き寄せて、
『行かさへん。行かんといて。俺、お前おらなあかんのやから。』
「えっ…」
稀にもないセリフゆって
あなたの唇に軽くキスして、
真っ赤な顔をしたあなたをみて、
『ブスやなーお前(笑)』
「は、今それゆう?!どうせブスやしっ」
『嘘やで、可愛いよ?あなたちゃんっニコッ』
「……………嫌いやその微笑み…」
『は?』
「す、すいやせんした!(笑)」
あゆナン、リクエストありがとう!
なんかツンデレやなくなった、ごめんね( ˊᵕˋ ;)💦
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。