第82話

渡辺翔太
13,199
2019/06/09 04:13

リクエストありがとうございます〜!
遅くなりすみません、(><。)










『じゃあなー、』










“おつかれー、またなー“
















部活終わりに、友達と

別れ道でさよならして、



音楽を聴きながら路地を歩けば
好きな人の影が。












『あなた…?』












「ん?あ、翔太、でかくなっなぁ(笑)」











『うっせ、頭触んな(笑)』












「わっ、反抗期だ!(笑)」












昔と変わらない、幼い感じの微笑み。





年上だけど、その微笑みみればこっちが年上な気がして、幸福感におそわれる。
















『で、何してんの?』











「あー、………………」












そう言って、あなたは
コンビニから出てくる面影をに目を移した、














『……………彼氏?』











「や、ちが、友達!」











“あ、噂の翔太くん??なら俺は消えようか(笑)“












「え、ちょ、待っ………………」











すれ違いざまに男に
“あなた、のことよろしく“って言われた、




呼び捨てかよ。
















『…………………』











「……………」











『……………ほんとに友達?彼氏じゃなく?』












「友達、友達!!彼氏いないし…………」











『何?聞こえない最後、』













「……………。


私、翔太が好きだから………。」














『…………………はっ、え?!』











今、ここでそれ言う?!



突然の告白に驚き隠せねぇ、













「で、でもさ、!嫌だよね年上の女とかだから付き合ってとかじゃなくて!!別に好きな人探すし!!」












『探しても結局俺の事しか好きになれないから彼氏いないんじゃないの?』











「……………ッ、生意気、」









『ふふっ(笑)、ま、今日からよろしくね?あなたちゃん…………チュッ』












「……………えっ?」













10何年かの初恋が、実った~!














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