リクエストありがとうございます〜!
遅くなりすみません、(><。)
『じゃあなー、』
“おつかれー、またなー“
部活終わりに、友達と
別れ道でさよならして、
音楽を聴きながら路地を歩けば
好きな人の影が。
『あなた…?』
「ん?あ、翔太、でかくなっなぁ(笑)」
『うっせ、頭触んな(笑)』
「わっ、反抗期だ!(笑)」
昔と変わらない、幼い感じの微笑み。
年上だけど、その微笑みみればこっちが年上な気がして、幸福感におそわれる。
『で、何してんの?』
「あー、………………」
そう言って、あなたは
コンビニから出てくる面影をに目を移した、
『……………彼氏?』
「や、ちが、友達!」
“あ、噂の翔太くん??なら俺は消えようか(笑)“
「え、ちょ、待っ………………」
すれ違いざまに男に
“あなた、のことよろしく“って言われた、
呼び捨てかよ。
『…………………』
「……………」
『……………ほんとに友達?彼氏じゃなく?』
「友達、友達!!彼氏いないし…………」
『何?聞こえない最後、』
「……………。
私、翔太が好きだから………。」
『…………………はっ、え?!』
今、ここでそれ言う?!
突然の告白に驚き隠せねぇ、
「で、でもさ、!嫌だよね年上の女とかだから付き合ってとかじゃなくて!!別に好きな人探すし!!」
『探しても結局俺の事しか好きになれないから彼氏いないんじゃないの?』
「……………ッ、生意気、」
『ふふっ(笑)、ま、今日からよろしくね?あなたちゃん…………チュッ』
「……………えっ?」
10何年かの初恋が、実った~!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。