第66話

安田章大
10,551
2019/05/07 05:34



リクエストありがとう👧🏻💗

遅くなってごめん!
















『あなたー、そろそろ起きやー?パパ仕事行くからなー』













とある日の土曜日。



玄関からあなたの部屋に向けて叫ぶ。






小学3年やけど1人でお留守番させるの怖いんやけどしょうがない………



当の本人は、そんなパパの悩みなんて知らんやろうけど。













1年前、不慮の事故で嫁を亡くした僕は

1人であなたを育てていくことに決めた。





























『おはようございます〜〜〜』











『『『おはよー、』』』










仕事先に行けばメンバーがいて、

娘のことも気にかけてくれる。










錦戸『あれ、今日あなたちゃん置いてきたん?雷、鳴るで?』










『え、ほんま?!やってもうた…』











村上『まだギリ間に合うやろうから、はよ帰って連れてき!!』













雷っていうか、大きな音が嫌いな子で

でも本人は大丈夫やっていいはる。

大丈夫なわけがなく、
なるべく天気チェックして1人にはさせんようしとったんやけど………




















『ハァハァ………あなたー!!!!』











急いできた道を戻って、家に帰り
玄関開けるなり、叫んだ。










「どしたーん?親父」










『親父ちゃう!パパ!(笑)…………そんな事より今日一緒に仕事いくで、』









「分かったぁ」









支度させて、家を出る。


















『セーフ?!セーフ!?』










錦戸『ギリセーフやな(笑)』










横山『あなたーおいでー、』











「いやや、たらこ唇」










横山『おまっ…………は?!(笑)もういっぺんいってみい!(笑)』











「やだー、こわーい(笑)」










丸山『たらこ唇おばけこわーい(笑)』










横山『おい、まる!!!!(笑)』











丸山『きゃー、あなた逃げろー(笑)』











「にげるー(笑)」










みんなに会えばみんなあなた可愛がってくれて、
僕はこの光景が好きだったりする。














大倉『なにニヤニヤしとん。気持ち悪い(笑)』










『なっ………気持ち悪ない!(笑)』










「パパきもちわるーいー(笑)」











『あなたまで…………』











錦戸『どんまいやな(笑)』








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