第59話

平野紫耀
13,758
2019/03/04 07:45



リクエストがあったので
2話の続き、















授業がおわり、


俺と先生しかいないのを確認して、


話しかけた。






『先生』











「なに?」










『俺、先生が好きです…』










「はいはい(笑)」










また今日もはぐらかされた。












『俺、本気ですよ?』











「年の差を気にしなよ、(笑)一回り違うんだよ?」




たしかに、一回り違う、

嬉しいことに干支が同じ。















『年なんて関係ないです、』










「………後悔したってしらないよ?私、平野くんが思ってるいい人じゃないから」










『それっ…!』











「でも先生と生徒だから。距離は守ってね?」











『はい!』









嬉しかった、












付き合いだして1年が経とうとして、




毎日楽しかった、

お互いの家に住みついたりして



先生……あなたちゃんは子供みたいな1面もあって可愛かった。


料理も上手で。



学校では距離をちゃんと守った。


あなたちゃん、生徒から人気だから、
いつも周りには生徒いて。

嫉妬してたけど、


家では独り占めできるから我慢してた












けど









ある日、あなたちゃんは姿を消して



学校にも家にもいなくて。











俺は別人のようになった。











あなたちゃんが全てだったのに。















\ピコン/









1通のLINEがきた。










あなたちゃんからで










【紫耀くんへ。
今、これを読んでる時は、私は隣にいないの
かな?(笑)
実は、私病気あって。ほんとは20まで生き
れないと言われてました。
最新技術で手術を何回かして、今の年齢
まで生きれてたんだけど、再発したの。
紫耀くんから告白されて付き合いだした
前日に余命宣告されてました。
黙っててごめんなさい。
私ね最後の1年、紫耀くんといれて
楽しかったよ?あの時OKしてよかったと
すごく思う。この先もずっと一緒にいたいな
って思えてた。姿を消したのは、
発作がでて病院に運ばれて、
しばらく意識戻らなかったんだって。
今、これを打ってる力が私の最後。
もう長く生きられない。
ごめんなさい。紫耀、あいしてた………】














『うそだろ………』










全て、読み終えたあと、目から涙がこぼれた。





なんで言ってくれなかったの………











『着色されて永遠を手にする
美しい悲しみはいらない
乾いて褪せて朽ちていけ
あるがままの記憶……』










2人でよく聴いてた、歌。



自然と歌いたくなった。




















これ書いてたら、

glassflower流れまして(笑)


なんとなくこんな感じな終わり方で。




次、他の方リクエストありましたら、お願いします🕺🏻















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