第11話

大倉忠義
15,791
2019/01/28 01:00





「あ、おはよ」











『おはよ……………なぁ、なんでなん?』










「なんが?」










『なんでいつも朝起きたら隣おらんの?俺寂しい』










最近、一緒に暮らし初めて、

ベッドも話し合って大きいの1つ買ったから
寝る場所は同じ、

なんやけど、朝起きたらいつも隣におらんの、












「目覚めたし喉乾いたから、忠義くん気持ちよさそうに寝とるし」











『俺が起きるまで待っとてやぁ、それか俺も起こして』













言いながら抱きつこうとして












「待たんし、起こさん、疲れとるやろし」










あなたに避けられた。











『もー…………あなた嫌い』











「うちは好きやけどな〜嫌いなら別れよか」











『え、嫌だ、別れない!!なんですぐそんなんゆうん………』











「反応が面白いから、(笑)」










“いつもごめんな、おいで?“










そういって、腕を広げて、
優しい微笑みを俺に向けてくる。










『もう、ほんまずるいよ………年下やのに』











「年上やのに子供ぽいな?(笑)」










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