第152話

深澤辰哉×看病
8,607
2020/07/16 08:28

リクエストありがとうございます!
遅くなりすみません!

そしてなんかイメージと違ったらごめんなさい…

※現在リクエスト停止中















「ん……………あれ化け物がいる」








『誰が化け物だ(笑)大丈夫?』










「大丈夫大丈夫、てか仕事サボりですかー」







『ふざけんな、生徒の看病も仕事だ!』











太陽が照る暑い時期。

生徒が倒れた!なんて呼ばれいくと

愛しい彼女がグラウンドで倒れていた。


………保健室の先生やっててよかった














「まぁでも先生とこうしておれるなら苦ではないかも…(笑)」









『ダメです、早く良くならないと遊べないぞー』









ベットで横たわっている彼女の頭を撫でた


ちっせえ頭











「…………他の子が倒れてもこうするの、」









『それはどうかなー』








「生意気」









『おい(笑)』











生徒の看病も怪我を見るのも俺の仕事だけど

こんなに寄り添うのはあなただけだぞ。

なんて言ったらキモイとか言われるんだろうなあ(笑)










「………今日私早退?」










『まぁそうだね、荷物持ってきてるし』









「家1人だから嫌だなあ、ここに居たい」










『そうは言われてもなあ、俺も仕事あるし』







「私を見るのが仕事でしょ?」






『他にも仕事はあるんですー』









「…………ならその仕事終わるまでここで寝とく」









『んー………まぁいっか、』










たしかにあなたを1人にするのは嫌だし

あなたの両親は共働きでどちらとも家にいないときがある。

そのため幼なじみの俺が面倒みてたけど
今じゃ先生と生徒だからなぁ………





家庭事情、俺との関係を
他の先生は知っているため
今日の事は好きにしろなんて言われてたし。
あなたの親がいない時は俺が保護者なんで!って言われてるし……(笑)












『…………じゃあ仕事してくるからいい子にしててね?』









「子ども扱いすんな」









『こら、口が悪い』









たまに反抗期みたいなのはなんなんだろう(笑)


まぁ可愛いからいいか








デスクについて
パソコン開きカタカタとキーボード叩いたり
提出書類に目を通したり
できる限り定時で上がれるように集中した

その間カーテンで仕切られた空間に目をやれば
音もない無が続いた。













『よし終わった〜……17時か』









あなた〜終わったぞ〜なんて
カーテンを開けながら声かければ
すやすやと寝息をたてて眠っていた









『…………帰る支度してから起こすか』










病人を無理やり起こすのも可哀想だし。




鞄に必要なものを入れて

再度カーテンを開けた









『あなた~………あ、起きてた』








「ん~~、よく寝た」








『どう?体調は』








「ばっちし!部活出たい」








『ダメだわ(笑)帰りますよ〜』









数時間前に倒れたやつが
部活だなんて危なすぎるだろ(笑)













車の後部座席に乗せて

俺は運転席に乗り込む。













「…………先生ってさ」









『ん?』








「私の事面倒とか思ってない?」










『なんだよ急に(笑)』









「小さい頃からずっと近くにいてくれるし彼女とか見た事なくて私に付き合ってとか言うし、私のせいかなあって」










『あなたがいて他に女の子を探すのが面倒になって、とか思ってる?』









「ちがうの?」









『違うねえ、俺はずっとあなたが好きだよ?今日だってこの仕事でよかったなんて思ったし。仮にも他のやつだったらめちゃくちゃ嫌だわ』










「………なら帰ったら甘やかしてもらおー」









『おー任せろ(笑)』













家に着いたら有言実行みたいな

色々とね、させられました

いや看病関係ある?(笑)
















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