リクエストありがとうございます(◜ᴗ◝ )
『あ、はい、はい…………分かりました、よろしくお願いします』
安田『どしたんー?』
『あなたのクラスが学級閉鎖やて』
丸山『え、なら大倉くん迎えいかないと』
『それが、先生が事務所まで送ってくれるらしい、助かるわぁ』
小学一年生の娘がいて
インフルエンザが流行る時期。
クラスで10人かかれば学級閉鎖になる
……………手洗いうがいちゃんとさせなきゃ
数年前、妻を病気でなくし、
今、父子家庭で娘を育ててる。
横山『大倉、すごいよなー…』
村上『あなたちゃんもいい子よな(笑)』
『俺に似ていい子に育ったわぁ(笑)』
「パパー!!!!!」
“こんにちは、お仕事お疲れ様です“
『いえいえ、すみません、送っていただいて………ほら、あなた、先生にありがとうは?』
「先生、ありがとうございましたっ」
“どういたしまして(笑)、1週間学級閉鎖になります。その間、家庭学習をお願いします。宿題を出してるので“
『わかりました、ありがとうございました』
“また再開は連絡をしますので………それでは失礼します。じゃあねあなたちゃん“
「先生、さようなら〜!!!!」
安田『あなたちゃんー、』
「章ちゃん!!!」
安田『学級閉鎖なったんだね、寂しいねお友達とあえなくて』
「寂しいけど、パパいるし章ちゃんいるし、パパの仕事場きたら、みんないるからあなた寂しくないよ??」
横山『可愛すぎやろ、(笑)』
丸山『あなたちゃんいい子やなぁ(笑)』
『あなた、宿題やっとき、パパ仕事せなあかんから』
「はーい!!」
錦戸『あなたちゃんてさ、いつもあんなんなん?』
『うん、』
錦戸『なんか、無理してそうな気がするなぁ(笑)』
安田『それ思ってた、ほんまは寂しいんやろなぁ。お母さんおらんし』
『隠れて泣いとるしなぁ、たまに(笑)朝起きたら泣きながらパパーってくることあるし』
村上『あなたちゃんにとって俺らがママやな』
『いややわ、信五がママとか(笑)』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。