第52話

大倉忠義
11,270
2019/02/27 12:48



リクエストありがとうございます(◜ᴗ◝ )










『あ、はい、はい…………分かりました、よろしくお願いします』












安田『どしたんー?』










『あなたのクラスが学級閉鎖やて』










丸山『え、なら大倉くん迎えいかないと』










『それが、先生が事務所まで送ってくれるらしい、助かるわぁ』











小学一年生の娘がいて


インフルエンザが流行る時期。

クラスで10人かかれば学級閉鎖になる






……………手洗いうがいちゃんとさせなきゃ






数年前、妻を病気でなくし、
今、父子家庭で娘を育ててる。


















横山『大倉、すごいよなー…』











村上『あなたちゃんもいい子よな(笑)』










『俺に似ていい子に育ったわぁ(笑)』





















「パパー!!!!!」








“こんにちは、お仕事お疲れ様です“










『いえいえ、すみません、送っていただいて………ほら、あなた、先生にありがとうは?』











「先生、ありがとうございましたっ」










“どういたしまして(笑)、1週間学級閉鎖になります。その間、家庭学習をお願いします。宿題を出してるので“











『わかりました、ありがとうございました』











“また再開は連絡をしますので………それでは失礼します。じゃあねあなたちゃん“











「先生、さようなら〜!!!!」











安田『あなたちゃんー、』










「章ちゃん!!!」










安田『学級閉鎖なったんだね、寂しいねお友達とあえなくて』











「寂しいけど、パパいるし章ちゃんいるし、パパの仕事場きたら、みんないるからあなた寂しくないよ??」










横山『可愛すぎやろ、(笑)』











丸山『あなたちゃんいい子やなぁ(笑)』















『あなた、宿題やっとき、パパ仕事せなあかんから』











「はーい!!」








錦戸『あなたちゃんてさ、いつもあんなんなん?』











『うん、』










錦戸『なんか、無理してそうな気がするなぁ(笑)』










安田『それ思ってた、ほんまは寂しいんやろなぁ。お母さんおらんし』












『隠れて泣いとるしなぁ、たまに(笑)朝起きたら泣きながらパパーってくることあるし』










村上『あなたちゃんにとって俺らがママやな』











『いややわ、信五がママとか(笑)』














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