第130話

目黒蓮×渡辺翔太 お兄ちゃん
10,516
2020/03/01 12:56


リクエストありがとうございますー!
遅くなり申し訳ない!!


いつもより倍ぐらい長い、(笑)
















翔太side




















俺らには、可愛い可愛い妹がいます。





兄同士で取り合いをし可愛がってます。



そんな妹が最近若干反抗期が悩みです、
















蓮『あなたー!起きてー!学校遅刻すっぞ!』















「起きてるから!!!うるさい!!」










蓮『うるさいは余計!!!』











翔太『最近ことある事に、うるさいって言うよなぁ、』











蓮『年頃だしね、』


















俺らは20代。

あなたはまだJK。



最近の若い子は難しい。笑




















翔太『あなた、早くしろよー』










「わかってるよ、いってきますー!!!」












蓮『は、朝ごはんは!弁当持ってけ!!!』












「痩せたいからいらない!!!」













そして聞こえた、ドアの音。
















翔太『…………痩せたい言った??』









蓮『言ったね。すでに細いのに』













翔太『まさか………』











蓮『そのまさかなら許さねぇ。笑』










翔太『たしかに(笑)』











あなたは昔、好きな人に相応しくなるために
痩せる!!!と何日かご飯を食べなかった。



だからもし好きな人が出来て痩せたいのなら



お兄ちゃんは許さないからな………相手を、




















蓮『兄ちゃん、もう仕事??』










翔太『うん、出るわ、蓮は昼からだっけ』











蓮『そー、弁当渡しに行くわ』











翔太『おう、頼んだ』












あなたが弁当持っていかなくて

どちらか昼からの場合、弁当を持っていく。



日常化しているわぁ、(笑)


















蓮side










昨日も俺、弁当持って行ったんだけど(笑)


まぁいいか











弁当持って行くのはいいけど、


あなたがいる学校は、女子校で

家族でも何日か前に申請しないと
入れないくらい厳しいから


受付の人に渡すしかない、



まぁその学校に入れたのは俺らなんだけど(笑)















蓮『すみません、渡辺あなたの兄で弁当持ってきました、』























蓮『ほんと手にかかる妹で…(笑)お願いします(笑)』











受付の人に弁当を渡して、俺は仕事行った。
























その日の夜、




仕事終わって兄ちゃんと22時に帰ったら


あなたはいなかった。


















蓮『なんでいねぇの……』











翔太『わからねぇ………携帯も繋がらない…』








今まで遅くに帰っても

あなたは家にいた。


なのに今日はいない。














蓮『どうしよ……あなたになにかあったら…!』











翔太『……………』













俺らはあなたが小学生の頃に両親を亡くし

親代わりにあなたを育ててきた。


それなのにあなたになにかあったら

天国にいる父さんたちに怒られる…





















翔太『警察に電話し…………』














兄ちゃんが言いかけた時、

玄関のドアが開く音がして








あなたが帰ってきた














「ただいまー…………あれなんでそんな暗いの?」












蓮『あなた…『どこいってたんだよ』……』











今まで聞いたことがないくらいの

兄ちゃんの声が低かった。










「別に友達と遊んでただけー、今日もっと帰り遅いかと思ったのに、」












蓮『………なら今まで何回かしてたわけ?』











「うん、家にいてもつまんないし、」








翔太『……ふざけんなよ、なにかあったらどうするんだよ、』











「別に今までなんもなかったじゃん、それに兄ちゃんたち高校生の時から夜遅く帰ってきてたし」












蓮『俺らとあなたは別だろ、あなたは女なんだぞ?』










「…………なにそれ、男女差別じゃん。もういい」










蓮『おい…!』












さっき帰ってきたのに、


再び出ていってしまった、








蓮『あなた…!』









翔太『…………たぶん、涼太の家に行くだろ、連絡しとこう、』












蓮『…………だといいけど、』












静まりかえったリビング、


兄ちゃんも俺もなんかソワソワして、

ソファに座ってただあなたの帰りを待つ、















気がつけば日付が変わってた。













そしたら玄関のドアが開く音がして



涼太くんがいて、後ろにあなたがいた。












涼太『夜遅くにごめんね、ほらあなたちゃん、』










「……………」










翔太『わりいな、涼太、』









涼太『大丈夫だよ、じゃあ俺帰るわ』












涼太くんが帰って

あなたが口を開いた。











「…………ごめんなさい、涼太くんからお兄ちゃん達の話聞いて、私一人の時間長すぎて愛されてないってずっと思って…」












蓮『あー…………』











翔太『つまり寂しかったんだ、』












「……………」











蓮『ばーか、愛してないわけがないだろ、毎日弁当作って持って行ってるのに(笑)』











翔太『………ほんとなー、可愛すぎて事務所仲間涼太以外会わしてないし(笑)』








「………………」












翔太『でも寂しい思いさせてごめんな、気づけなくてごめん、』












蓮『………よーし、解決したから一緒に寝ようぜ』











「…………絶対に嫌だ、」










翔太『3人で川の字なって寝るか!(笑)』









「いやだー!!!!!!涼太くん家に行く!!!」









蓮『行かさねぇ(笑)』















嫌がるあなたを捕まえて、


風呂も入れて、


逃げないようにずっと見張って(変態とか言わないで兄だから、俺。)




兄ちゃんはリビングに布団をひいてた













翔太『あなたは間な絶対、』











「……………」










蓮『素直じゃん〜』














そしてまた次の日から


言い方はトゲがあるけど


反抗はしなくなった。



朝ごはんも食べて弁当持っていって

夜は晩御飯作ってくれてる日が出来た













翔太『めっちゃ料理上手いじゃん!さすがだわぁ』











「美味しい?」











蓮『めっちゃうまい。』











「ほんと?!今度、慎太郎に作ろ〜、」












『『はぁ?!』』














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