口内に出される白くてほろ苦い液。
私はそれをなるべく零さないように、飲み込んであげる。
そう言って少し頬を赤らめるりっくん。
…もしや照れてるな?
こんな時、私のいたずら魂に火が灯る
りっくんの上に跨ったまま、ギューッと強く抱きしめ、体全体を密着させる。
りっくんこれ弱いんだよね笑
はぁ、と小さくため息をついてからちょっと拗ねた顔で、話しかけてくる。
それだけ返すと今度はまさかの勢いで立場逆転。
つまり、私がりっくんに押し倒されたような状態。
陸side
無理矢理服を全て剥ぎ取り、露わになったあなたの体。
白くてむにむにしてて可愛いい体。
あなたの周りをなぞると腰をくねくねしたり
時々吐息も漏れたりしちゃって。
おまけにそのいかにも俺の指で感じてる顔。
…我慢できねぇし、
痛い 怖いと騒がしい唇を俺の口で黙らせる。
·····あ、これでちょっと気ぃ逸らしてる間に
そのまま入れちゃえば行けんじゃね?
ググッ·····
半ば強引にそう言い聞かせ、腰を動かす
そのままどんどんスピードも早まり、
確実に近ずいてくる限界
2人同時に果てた後も、まだ少し残ってる俺は
欲を完全に出すために緩く腰を打ち続ける。
軽くキスをすると嬉しそうに微笑むあなた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。