第32話

Ver.32
3,937
2019/04/02 08:24
口内に出される白くてほろ苦い液。
私はそれをなるべく零さないように、飲み込んであげる。






濱下
濱下
っっ·····はぁ、もーりっくん出しすぎ、
陸
ごめ…てか飲んだの?
濱下
濱下
…飲んだよ?
陸
マジかよ·····




そう言って少し頬を赤らめるりっくん。
…もしや照れてるな?
こんな時、私のいたずら魂に火が灯る





陸
?!
濱下
濱下
ふふ、




りっくんの上に跨ったまま、ギューッと強く抱きしめ、体全体を密着させる。
りっくんこれ弱いんだよね笑





陸
ふふ、じゃねーだろ
濱下
濱下
なんで?これ好きでしょ?
陸
や·····。…お前まじなんなの、
濱下
濱下
きもちーの?
陸
…違和感
濱下
濱下
もう、




はぁ、と小さくため息をついてからちょっと拗ねた顔で、話しかけてくる。






陸
あたってんのわかってやってるだろ
濱下
濱下
だから、りっくんはこれ好きじゃん?
陸
…別に·····
陸
だって…胸…当たるとか、むり。
濱下
濱下
りっくん変態だね
陸
それお前だろ




それだけ返すと今度はまさかの勢いで立場逆転。
つまり、私がりっくんに押し倒されたような状態。


濱下
濱下
·····何すんの、今日は私が·····
陸
さっきは気持ちよくしてくれてどーも
陸
でも今度は俺の番。
濱下
濱下
は?·····っ、ちょ、りっくん!
陸
·····お返し




陸side




無理矢理服を全て剥ぎ取り、露わになったあなたの体。
白くてむにむにしてて可愛いい体。




濱下
濱下
ねぇっ、
陸
んだよ、っせーな
濱下
濱下
っ、んんっ、やっ、
陸
おい、何もしてないのにもうこんなに濡らしてんの?
陸
変態はどっちだよ ばーか
濱下
濱下
·····っ、ごめんなさっ、あっ、





あなたの周りをなぞると腰をくねくねしたり
時々吐息も漏れたりしちゃって。
おまけにそのいかにも俺の指で感じてる顔。






陸
エロすぎ·····




…我慢できねぇし、







濱下
濱下
まっ、待って待ってっ、
陸
無理、待てない
濱下
濱下
痛いって、
陸
こんなに濡れてんだからンなもんいらねぇよ、
濱下
濱下
無理無理っ、怖い!
陸
っせー口だな·····
濱下
濱下
んんっ、




痛い 怖いと騒がしい唇を俺の口で黙らせる。
·····あ、これでちょっと気ぃ逸らしてる間に
そのまま入れちゃえば行けんじゃね?






ググッ·····





濱下
濱下
っ、?!んんんっ、!
陸
んっ…。っ、はぁっ、ほら、全部入ったじゃんっ、
濱下
濱下
そ…だけどっ、んぁ、
陸
さっきからお前まじうるさいっ、
陸
そんなに、喋ってる暇あんなら俺のでもっと喘げ、



半ば強引にそう言い聞かせ、腰を動かす





濱下
濱下
んっ、あっ、りっく、ん…激しっ、んぁっ、
陸
ほら、んっ…もっと喘げよ、
濱下
濱下
あっ、ん、むりっ·····りっくん、すき…
陸
…俺もっ、…あなたすきっ、




そのままどんどんスピードも早まり、
確実に近ずいてくる限界





陸
もうむりっ、中出すよ、
濱下
濱下
んっ、んぁっ…うんっ、
陸
あーっ…イクっ、
濱下
濱下
イっ…クっ、んあぁっ!
陸
でるっ、…っ、あっ、!




2人同時に果てた後も、まだ少し残ってる俺は
欲を完全に出すために緩く腰を打ち続ける。





濱下
濱下
りっくん、こっちっ
陸
ん…?なに、
濱下
濱下
ちゅーしたい、ちゅー…
陸
·····ちゅー、




軽くキスをすると嬉しそうに微笑むあなた







濱下
濱下
ねぇ、りっくん、すきだよ?
陸
…ふーん
濱下
濱下
ねぇねぇ、りっくんは?
陸
·····別に普通
濱下
濱下
·····
陸
だーもうわぁーかったよわかった、
言います言います
陸
·····俺もあなたすき。だいすき。あいしてるよ、
濱下
濱下
ふふっ
陸
…明日RAMPAGEのメンバー少しだけくるからね
濱下
濱下
わかった
陸
朝の10時から
濱下
濱下
お昼ご飯用意すればいいの?
陸
うん
陸
俺と北人と壱馬と樹と慎
濱下
濱下
はーい

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