汝を……
オリオンとする。
は、
みんな
「ええぇえ!?」
ザワザワ
なんだよオリオンって…
あんな平凡そうな奴がか?
どーなってんだ…?
闇の鏡の奇想天外な発言に 、みんながザワつく中 、
“この人”は特にうるさかった。
はぁぁああ!?!?
あー鼓膜破れる!
今オリオンと言いました!?!?
…何か知ってるんですか?
そうですねぇ 、こんな珍しいは滅多にないですよ
では簡潔に 、オリオンというのは……
闇の鏡が査定した 、“魂の最高峰”を持つ者のことです
魂の…最高峰…?
はい!魂も資質も全くの別物なので 、すなわち…‘特別な生徒’と言った方が分かりやすいですね。
な…なるほど…?
あまりの衝撃さに 、正直理解が追い付いていなかった。
“レオナside”
オリオン…か
さっきは離れてたから 、特に感じるものはなかったが
……こいつ 、“特別な何か”を感じる___
それだけじゃねぇ
こいつは……雌…?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。