佐久間side
本当はあなたちゃんと別れたくないけど
このままあなたちゃんと一緒にいたら……
俺絶対手出しちゃう
佐「あなたちゃんごめんね……ここまでしか送れなくて」
『全然大丈夫です!(汗)むしろ佐久間くんに申し訳ないです(;´・ω・)』
佐「俺が好きでやってる事だから全然気にしないで♡」
『うわっ!ドキドキで壊れそう……』
佐「うたプリじゃんwwあなたちゃん本当おもしろいわーww」
『異性の人とこんなアニメの話したの初めてだったんで楽しかったです!』
佐「また話そうねっ♡」
『ドキッ/////……はっ……ぃ』
佐「じゃーねあなたちゃん」
『ありがとうございました(´;ω;`)』
あなたちゃんと解散して
嫁たちが待っている家に帰る
ルームウェアに着替えてベッドに転がる
ドサッ……………………
佐「3次元の嫁もできちゃうかもなー♡」
その日はニヤニヤが止まらなかった
あなたちゃんとあってから
もう1週間も経つが……連絡のひとつもない
超絶不安になってきた……(汗)
もしかしてあなたちゃんは
ああ見えて超パリピで
男に困った事がない子なんじゃないか……
だから俺なんかに連絡くれないのかなあああ
佐「あああああああ!!!」
岩「佐久間どーした??」
照が話しかけてきた
佐「俺の嫁候補がああああ!!!」
岩「また嫁の話かよ……(汗)」
佐「違うんだって!照!!」
岩「何が違うの??」
照にあなたちゃんとのことを話した
岩「お前から連絡すればいい話じゃん」
佐「なんてこったあああ!パンナコッタ!その発想がなかった!」
岩「お前本当恋愛下手だよな」
佐「恋愛しなくても嫁がずーっといるんでww(*`ω´*)ドヤッ」
岩「うざっ」
仕事が終わり夜が老け込む前に
あなたちゃんに電話をかけた
………………………………♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。