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第38話

️🖍
🐇side























あの時俺は自分が望んだ色が出来なくてイライラしていた

せっかくのあなたの絵。自分の満足のいくように、この絵を見た誰もが綺麗だと思えるように_その一心だった


























あなたは俺に気を遣って「色なんてこだわらなくても…」って言ってくれたんだよな

今になって気付く




















でもあの時の俺は冷静じゃいられなくて画家としてのプライドを踏みにじられた気がした。だから、



🐇「お前に何が分かるんだよ!!」


気付けばあなたにそう怒鳴っていた


人にあたるほど情けないものなんてないのにな…
















あの時のあなたの顔は凄く悲しそうで辛そうだった

あなたに1番言ってはいけないこと_
ずっと分かっていたつもりだった
















言葉って言うのは1度発してしまえば取り消す事は出来ない。それは時に悪い方向に繋がる。

言葉は使い方次第で人の心を簡単に殺せる凶器になる_



























そして、俺が発したその言葉は悪い方に繋がった




















あなた「グクには分からないよ…!」



今でもあいつのこの言葉が胸にささる


















そうだよな、俺あなたの事何も分かってなかったんだ。最初から何1つ_



















その日から俺の心は上の空だった































そんな中、あなたが話しかけてきた

俺はどんな顔すれば良いか分からなくて顔を隠した

















あなた「グ…グク。おはよ…」







少し声を震わせながら挨拶をするあなた。


ホントはすぐにでも「おはよ」って言っていつもみたいに話がしたかった



けど、またあなたを傷つけるんじゃないかって、怖くなって何も言えなかった

…いや俺はあなたから逃げたんだ_










俺があなたを遠ざけたんだ



























そう思った時は手遅れであなたは教室から出て行っていた


馬鹿だよな、俺。結局またあいつを傷つけて…。何がしたいんだよ


























“俺、自分のこと全然分かんねーよ”















ホントは走り去るあなたを止めに行きたかった。けど足が動かなかった。

今の俺に…散々あなたを傷つけた俺に、あいつを止める資格はあるのか_?



そう思うと自分が情けなくなって結局何にも出来なかった




















































でも…










































もう逃げたくない。あなたの気持ちを受け止めたい。分かってあげたい。















もう1度あなたと話したい

もう1度あいつの笑顔がみたい





























“あなたに会いてぇ”_










































神様、俺にもう1度チャンスを下さい_






























NEXT_






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いちごあめ
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