は、え、私がモデル…?
何で私?
突然の事だから思考が追いつかない
あなた「モ…モデル…?私が?」
🐇「そ、俺の絵のモデルになってくれよ」
あなた「何で私が兎の絵のモデルなの?てか、あんた絵描いたりするの?」
すると、兎はきょとんとした顔で私を見た
🐇「え、お前…もしかして知らないの?」
あなた「何を?」
🐇「玄関のとこに絵が飾ってあるだろ?」
そう言えば、立派な額縁に絵が入ってたっけ。私にはモノクロにしか見えないから全然気にかけた事がなかった。
🐇「あれ俺が描いた絵」
そう言って兎はニカッと笑った
あなた「へぇ…。何か意外。兎に絵の才能があったなんて」
🐇「失礼だな、お前。外見で判断すんなよ笑 で、なってくれる?」
私は兎に冷たい視線を浴びせながら言った
あなた「…嫌よ」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!