1度だけ母と病院に行って検査をした
👨🏻⚕️「お子さんは<色彩障害>と呼ばれる病気
です」
👩「え…。<色彩障害>ですか……?」
👨⚕️「はい。この病気は名前の通り色が全て白と黒…つまりお子さんの目に映っている全てのものがモノクロに見えているんです。残念ながら治療法はありません。じっくり様子を伺っていきましょう。」
👩「そんな……」
👨⚕️「しかし外見では全く分かりません。
ただ、お子さんはこの先段々と自分と他の人との世界の違いに気づいていくことでしょう。それがお子さんにどんな影響を及ぼすか…」
👩「……っ…!」
あの時の母の目は悲しみと罪悪感に満ちていた。今でも鮮明に覚えてる
ごめんね、お母さん
こんな生まれ方して__
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。