無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

11
2021/08/10

第3話

きゅるきゅる女子の素顔
「じゃ、じゃあ私と付き合ってくれませんか⁉︎」
果子
果子
…は?
…男だと勘違いされてるのは何となく分かってたけど…その前にあんたケースケと付き合ってんだろ…
果子
果子
…あのさ、錦木さんって、ケースケの彼女じゃないの?
錦木さん
錦木さん
え、えっと…恵す…けーくんには無理矢理付き合えって言われたの
私、怖くて逆らえなくて…
わーやばいなこいつ。
仮にそうなら朝のきゅるっきゅるした顔でこっち来たのはなんでだよ。
つか、一瞬呼び捨てにしかけてたし。
果子
果子
…ケースケはそんなことする奴じゃない
確かにあんたのこと好きで過度に迫ったりしたかもしれないけど、脅しで付き合わせるなんて絶対しない
あたしが思わず大きな声でそう叫ぶと、まわりに人が集まってきた。
その中に…ケースケもいた。
錦木さん
錦木さん
…っ!
錦木さんが苦虫を噛み潰したような顔をする。
きっと錦木さんもケースケを見つけたんだ。
周りから、「え、錦木ってあーいう子だったの?ショックだわー」とか「前から裏ありそうとは思ってたけど…引くわ」とか、錦木さんへの罵詈雑言が聞こえてくる。
流石にちょっと可哀想かもな…
果子
果子
…ま、そーいうわけであんたとケースケが別れるか別れないかは自由だけど、あたしはそもそも女だしあんたとは付き合えないよ
錦木さん
錦木さん
…え、じょ、女子⁉︎
錦木さんが心底驚いた顔をする。
果子
果子
スカート穿いてるのに気づかないんだね
錦木さん
錦木さん
ほ、本当だ…声も女子…
???
…くっ、あははははははは
その時、背後から笑い声が聞こえてきた。
果子
果子
…ケースケ、笑いすぎな
ケースケ
ケースケ
だって、まさかお前男だと勘違いされてるとは…くっ笑
錦木さん
錦木さん
…けーくん…
ケースケ
ケースケ
…俺ら、別れよっか
ぶっちゃけ俺のこと好きじゃなかったろ?
錦木さん
錦木さん
…ごめん
ケースケ
ケースケ
もーいーよ…俺も焦っちゃったとこあるし
そして、集まっていた人が去っていき、錦木さんも教室に帰って行った。




ケースケ
ケースケ
…果子、ありがとな
俺のために怒ってくれて
果子
果子
あたしが何年一緒にいると思ってんの
ケースケがそんな奴じゃないことくらいすぐに分かるよ
ケースケ
ケースケ
…やっぱり持つべきものは親友だな!
果子
果子
つか…本当に別れて良かったの?
ケースケ
ケースケ
え?あーうん
…俺、菜乃ちゃんよりもっと大切にしたい相手出来たから
果子
果子
ふーん…まぁ、次はちゃんと裏切らない奴にしろよ
ケースケ
ケースケ
もちろん…裏切るわけないよ
そして、ケースケと一緒に教室に戻った。
彩菜
彩菜
あ、やっと帰って来た!
遅いぞ〜果子〜!
果子
果子
悪い、ちょっと色々あって
彩菜
彩菜
…まぁ全部知ってるけどさ
てか、それより髪の毛もっかいいじらせて!
果子
果子
げ…やだよ自分のでやれよ
彩菜
彩菜
果子を可愛くしたいの!
やっと平穏な生活が戻って来た。
…そう思ってたんだけど…