第6話

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2020/07/25 00:34
友達
📞あーあわかったありがとう壱馬
友達
📞うんはーいじゃあね
あなた
友達
北人くん熱だって
あなた
え…
友達
そろそろ帰ってあげたら?
あなた
あなた
ありがとうさつき、
友達
いいから早く行きな?
あなた
うん








家の前の通り…


今日は雨が降ってる

さっきまで早く帰りたいと思ってたのにやっぱり…
って止まりそうな足をゆっくり家に向かわせる




傘さしてるから前がよく見えなくて電柱にぶつかりそうになっちゃった…り、













あなた
!?
あなた
北人くん!?
北人
…あなた?
あなた
え、ちょっと何してんの!





電柱の下に傘もささずに座り込んでびしょ濡れの北人くん


おでこを触るとすごい熱くて

まだ熱あるじゃん…




北人
…よかった、
あなた
へ?…
北人
なんで連絡くれないの、
北人
俺…めっちゃ心配した
あなた
…ごめん
北人
ぎゅっ
あなた
わっ






北人くんに目線を合わせている私に熱のせいでとろんとした目の北人くんが抱きついてきた



びっくりして持っていた傘が手から滑り落ちる

私も雨に濡れてるけど
北人くんが熱のせいであったかかった



誰もいない道路に真っ赤な傘が2人を隠した



















北人
さつきちゃんの家に居るって聞いたから行こうと思ったんだけど熱で…
あなた
無理しすぎだよ、
あなた
お家帰ろ?
北人
うん…



北人くんに肩を貸して


2人で住むマンションに戻った

びしょ濡れの北人くんにタオルと着替えを渡してリビングに向かう

でもドアを開けた瞬間…











あなた
なに、これ…?



そこに広がっていたのはペットボトルやお菓子の袋、食べ終わったカップラーメンのゴミが散乱してる光景……




綺麗好きな北人くんからは考えられないことで私の頭は思考停止。




北人
あっ…ごめん
北人
今片付ける、
あなた
いいから!寝てて
北人
…ごめん

























北人
俺、あなたが居ないとなんも出来ないみたい



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皆さんありがとうございます🙇‍♀️
今書いている北人くんとリクエスト頂いた翔平くん。あと1人リクエストお待ちしております!

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