無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

372
2021/11/01

第53話

2
あなた
デートすっぽかすなんてありえないから!
あなた
仕事なら一言連絡くれたっていいじゃん、どれだけ心配したと思ってるの
健太
連絡する時間もなかったんだよ
あなた
じゃあこの瑠唯くんが送ってくれたお弁当食べてる健太の写真は何?
あなた
この時間に連絡できたでしょ
健太
…あーもう悪かったって
健太
今度埋め合わせするから許して
あなた
無理。今回は引かない
あなた
何回目?これ。もうここ最近で5回くらいやってるよ
あなた
もう振り回されるの疲れたの
健太
…なら別れる?wって訳にはいかないでs
あなた
いいよ別に
健太
は…?
あなた
もっと自立したかっこいい大人な男性見つけるから
あなた
健太ももっとわがまま聞いてくれる彼女だったらよかったね






「ごめんね。期待外れで。」









それが最後の会話

この言葉が頭から離れない

期待外れなんかじゃない。そもそも期待ってなに

俺はあなたがよくて、それ以上でも以下でもなかった

あなたっていう存在が好きだったのに

その後あなたはスーツケースに自分の洋服やら化粧道具やら必要そうなものを詰め込んで出て行った

友達の家にでも泊まってしばらくしたら帰ってくるんだろうな

そう思ってたけど5日経っても帰ってこなかった

ほとんど何も変わってない部屋なのになんとなく寂しいのはきっとあなたが居ないからで

居なくなってから気づくなんて遅すぎるのも分かってるし素直に謝ればよかったって思った

あなたが出て行ってから2週間

本当に帰ってこないんだと思って俺も家を出た

朝起きて、横を向けば同じベッドに居た彼女が居ない

俺の洗濯物も食事も何から何までやってくれてた彼女

俺の生活に欠かせない存在だったことがこの家にいると嫌という程痛感させられる

日に日にそれが辛くなって、どうしようも無い自己嫌悪に襲われるし

だからかタバコの本数も増えた気がする

元々の家具はあなたが揃えたやつだから俺の荷物はそれこそスーツケースに収まった




手を繋いで横を歩いてくれる人がいない外は寒かった。

健太
📞あ、瑠唯?ごめん暫く家泊めてくんない?