目黒side
目黒「 ただいまーっ 」
深澤「 あれ、あなたは? 」
『 こ、こんにちはっ。初めまして、
翔太くんとお付き合いをさせていただいてる
あなたといいますっ 』
あなたさんが挨拶して一瞬静まってから
めちゃめちゃ騒がしくなる。
佐久間「 えええ!2次元から出てきたみたい! 」
岩本「 さっきの声どおりじゃん… 」
宮舘「 たしかに翔太の好みっぽいな 」
ラウール「 めっちゃかわいい!!! 」
阿部「 よろしくねっ 」
『 え、えっと…えっと… 』
なんて戸惑って俺を見る。
え、康二でもなくふっかさんでもなく俺に助け
求めるの?かわいくない?
と思いながらも ほら、大丈夫でしょ と言うと
めちゃめちゃ笑顔で うんっ て返事する。
向井「 あなたちゃんは俺らの名前わかんねんよな 」
佐久間「 ほんとにっ?! 」
『 え、あ、はいっ 』
岩本「 タメでいいよ 」
『 じゃあお言葉に甘えて… 』
佐久間「 ねね、俺は?!俺は誰でしょう! 」
『 あだ名でしかわかんないんだけど、、さっくん? 』
佐久間「 え!!かわいい!さっくんでいいよ! 」
『 あ、ひーくんさんさっきは電話ありがとう
ございますっ 』
岩本「 いえいえ、さん別に付けなくていいよ 」
『 あ、じゃあ…ひーくんっ 』
向井「 いーなーっ。俺もこうくんって呼んでや 」
深澤「 それはなんか違ぇだろ笑 」
阿部「 あ、じゃあ俺は? 」
『 あべちゃんっ! 』
阿部「 正解っ!うれしいいい 」
岩本「 うわ、あざといぞ笑 」
佐久間「 あざとい警察出勤! 」
なんてやってる他所では
ラウ「 俺は俺は? 」
『 ラウールくん! 』
ラウ「 そう!やったぁ!! 」
『 でも実際に会って話すとラウちゃんって感じだね笑 』
ラウ「 じゃあそっちで呼んで欲しい! 」
『 了解ですっ! 』
なんて言って2人で敬礼し合ってる。
翔太くんがいないからみんなわりとやりたい放題だ。
向井「 はいっはい!あなたちゃんは
ちょったのどういうとこが好きですか? 」
『 えっ?!…えーっとえーっと…
私を好きでいてくれるとこ、とか
優しいとことか かわいいとことか
かっこいいとことか 頼れるとことか…
全部ですっ 』
そう言い終わるとあなたさんは顔を真っ赤に染める。
佐久間「 かわいーっ!!!さすが俺の嫁 」
深澤「 うわ今の翔太に怒られるぞ笑 」
佐久間「 え、言わないでね? 」
向井「 さぁーそれはたくまくん次第やで 」
佐久間「 そんなぁ!どーしてだよおおお 」
『 あはははっ笑 SnowManさんって面白いねっ 』
って言って笑いかけてくれるあなたさんを
見て思う。
俺も…好きになってしまったかもしれない。
まあ誰にも秘密だけどね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。