渡辺side
久しぶりにあったからってあなたはずっと
ふっかと話してる。
俺も話したいのにっ、、
『 翔太くん! 』
「 ん、なに? 」
『 んひひっ、なんもないっ! 』
あなたの笑顔はめちゃめちゃに可愛かった。
さっきまであったやな気持ちを忘れて
口元が緩んでしまう。
するとあなたは俺に引っ付いて隣に座り、
俺の目を見つめてにやける。
『 翔太くんがいてくれるのほんとに
幸せだな〜っ 』
「 もう、なんで急に言ってくるかな… 」
『 ひょーはふん、いはいよ! 』
(しょーたくん、いたいよ!)
俺にほっぺをむにゅってされてるあなたが
可愛くて俺はあなたにキスをする。
『 っ…?! 』
顔を赤らめて目をまん丸くするあなた。
こっちを見ながら色んな表情をするみんな。
深澤「 ちょっとーここ俺ん家なんだけど? 」
目黒「 あなたさんめっちゃ照れてる笑 」
向井「 しょったああ俺もちゅーしてや! 」
渡辺「 なんでお前にしないといけないんだよ笑 」
深澤「 じゃあ俺は? 」
渡辺「 する?、、 」
目黒「 いやがちな雰囲気出さないで笑 」
そういう目黒のところにはさっきまで隣にいた
可愛い子がいつの間にか移動していていた。
渡辺「 目黒ぉぉぉぉ?! 」
目黒「 ふっかさんといちゃいちゃするから
保護です笑 」
向井「 ええなーっ俺も保護隊する! 」
渡辺「 だめだから 」
深澤「 翔太ぁ〜 」
渡辺「 ごめんな、ふっか 」
そう言って俺は目黒のもとにいたあなたを
立たせてみんなと距離を取り、バックハグをする。
渡辺「 俺のあなただし、あなたの俺だから 」
そういってみんなに宣言してやる。
そしたらみんながニヤニヤするから
あなたの顔を見たらまた真っ赤に染まっていた。
するとあなたは俺の視線に気づいて
上目遣いになって俺の目を見る。
『 しょ、翔太くんのばかぁっ! 』
やっぱり俺の彼女はかわいい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。