深澤side
向井「 んで、どれが美味しかったん 」
『 どれも美味しかったけど…2番目 ? 』
「 うわっ俺だっ 」
『 ほんとっ? 翔太くんのなのっ? 』
深澤「 1番面白くねーよ 」
目黒「 ほんとなんなの笑 」
『 あ!』
向井「 どないしたん 」
『 野菜焦げてるっ 』
「 うおっ完全に忘れてた 」
『 危ない危ない 』
深澤「 そっちはこげてるからこっち食べな 」
『 え 、でも 』
目黒「 いいですから 、 俺らが食べるよ 」
『 … ありがとう 』
「 ちょ 、そっちのお酒とって 」
『 あ 、みんなで乾杯しなきゃねっ 』
目黒「 みんな持った? 」
向井「 ちょ、なんであなたちゃんお水なん?
」
『 だって車の運転しなきゃだし 』
深澤「 俺が運転するからのみな 」
『 え、でも… 』
深澤「 いいから 」
『 ありがとう… 』
向井「 よし、じゃあ乾杯ーっ! 」
全員『「 かんぱーい! 」』
「 ほんとになんでこんなにあなたはかわいいの 」
『 翔太くんほんとすぐに酔うんだから… 』
「 俺はまだ酔ってないぞ 」
向井「 俺もーっ 」
『 もーっ…たつくん、ごめんけど
片付け手伝ってもらってもいいかな 』
深澤「 もちろん。そろそろ帰らなきゃね 」
『 たつくん? 』
深澤「 ん? 」
『 昔から思ってたんだけどなんでそんなに
優しいの 』
深澤「 あなたが好きだからだよ 」
『 ふふっ笑ありがとう』
深澤「 そういう意味じゃ…まあいっか、 」
『 よし、みんな車乗ってー 』
「 やだぁ、、 」
『 やだじゃないの、ほら 』
深澤「 よし、ついた…ってあなたも寝てるし笑 」
『 んん、翔太くんー 』
深澤「 …なんで翔太なんだよ。
俺のがずっと前から… 」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。